強力なステータス、スキル、アビリティを持つ花騎士たちが有利に戦闘を進めるためには、パーティ編成が重要となる。
ここでは戦闘に関する仕様やパーティ編成の例をまとめる。
2021年7月26日の調整で、花騎士のスキル性能に大幅な調整が入ったため、2021年7月26日以降の環境から考えた参考PTや方針を乗せるためページを分離。
以前の環境でのPT編成考察はこちらはこちら。
アビリティよりもスキルを優先することがあまりなく、よほど偏った編成でなければ気にする必要はないが1パーティにつき全体スキルと単体スキルは一人ずつ確保したい。
単体だけだと大量の雑魚敵に時間がかかり、逆に全体だらけだと強敵相手に大ダメージを与え辛くなる。
各スキルの長短から、編成順で敵の掃討効率に差が生じる。
効果的な編成順は以下のようになる。
全体(4体)> 変動型 > 2体 > 変動型 > 単体吸収 > 単体 = 複数回
考え方は、「対象数の多いスキルで雑魚を散らし、単体~複数のダメージの出るスキルを残った害虫(主にボス)に当てていく」流れ。
そのため配置順も多い順に「全体~2体~単体」で並べている。
単体スキル同士では吸収持ちを先にしておくと、HP回復の機会を得やすい。必須では無いが意識しておくと良い。
また変動型(敵の数に合わせて倍率が変動する)は「全体>変動>2体」「2体>変動>単体」のように倍率が変わる間に配置すると良い。
どの倍率にも対応できるため前後の撃破状況のフォローに強く、害虫の状況を整理して後続の確実に当てたいスキルへ繋ぐ事ができる。
複数回スキルはHPの低い害虫を攻撃する特徴があり、敵によっては単体スキルの前に配置する方が良い場合もある。
スキル演出で倍速や再行動によっては見た目の行動順が変化していたり、敵が全く居ないところに攻撃してしまってるように見える事もあるが
あくまで見た目上だけで、ダメージ処理は編成順通りに行われ、再行動のキャラも次のキャラの前に2回動いた扱いになっている。
例外として倍速表示にしていると吸収スキル持ちのキャラが何もない空間、あるいは既に死亡が確定している敵に対して発動することがある。
この場合なぜか回復が行われる。なお倍速表示にしていない場合は起こらない。
一部の構築難易度が高いパーティ編成向けの計算式一覧。
高難易度に挑戦しない場合は考慮する必要はないものの、今後のために覚えておいて損はないかもしれない。
元のスキル発動率にスキル発動率上昇アビリティを乗算していくのだが、実際には2種類に分けられて別途で計算されていく。
スキル発動率上昇アビリティの種類と、スキル発動率計算方法__ |
※html5版でもいくらかサンプルは取りましたが参考程度に。
「開花まで鍛えた★6が増えてきたので高難度ステージに挑戦したいが、どう編成すればいいかわからない」という人向けの内容です。
ここでは以下の3段階に分けてうまく作れない人でもある程度コンセプトを組み込めるようになるようなコツを記載しています。
花騎士の所持アビリティを見てどのテーマに使えそうか分類してみよう。
アビリティには同系を組み合わせると恩恵が大きくなるものがあるため、まず誰と誰を合わせるべきかの把握することが必須である。
なお編成する目安として特定のコンセプトでない限りアタッカー(自己バフが多いキャラ)を1~2人に絞り、
残りの枠をアタッカーの火力を引き出せるバッファー(全体バフ持ち)やデバッファー(デバフ持ち)、
盾役、タンク(防壁や回避等長期戦に強いアビリティ持ち)等で固めるのがバランスの良いパーティの基準とする。
ベースとなる4つの部隊がどの程度編成できるか、または編成できそうなのはどのタイプかが分かったなら実際にパーティを組んでみよう。
必要なテーマのアビリティをある程度組み込んだら、残りは別のアビリティを混ぜたり行きたい場所や敵に相性が良い属性を持つキャラで入れてオリジナルパーティの完成となる。
そこから作ったパーティを実際に戦闘させ、納得出来れば終了です。お疲れ様でした。
満足出来なければ改良を加えて理想のパーティが出来るまで調整を繰り返しましょう。
例えば1Tスキル部隊ならあと少しで倒しきれない場合はより火力の上がるようにバッファーを増やしたり、
2ターン目もある程度考慮してダメージ無効や回避など時間稼ぎのできるキャラを加えるなど穴埋めにも色々手を加えられます。
パーティコンセプトをより尖らせたり、逆に足りないもの、補いたいものを入れる等組み合わせ次第では強みが大きく様変わりするため一通り試してみるのも良いでしょう。
明らかにキャラが足りない場合は持っていれば任意のキャラクターを入手できる交換チケットや虹色メダルで対応することもできます。
どういうキャラを足せばいいか、今の組み方がどうなのかなど実際の細かい点についての疑問は、
質問掲示板で所持キャラをグループ分けして提示すると答える人も答えやすいので質問してみるのもいいでしょう。
※答えてもらった場合のお礼も忘れずにすること。
以下に様々なアビリティを使用した特化パーティを例示する。(※他に例があれば、ぜひ追加して皆に紹介してください。)
アビリティ一覧はこちら
以下のパーティ編成例では、基本的には★5以上のキャラクターのみを用いて編成されている。
(★4以下はアビリティが乏しかったり全くなかったりするため、どうしても使いたければ昇華を前提としたい)
そのためゲームを始めた時期によってはほとんどキャラクターが足りず、組めないものも多いだろう。
できる限りイベ金、ガチャ金問わず★5キャラクターを用いた簡易的なものも載せるので、狙うキャラクターの参考にしてもらいたい。
なお一部のキャラクターが持つ代用が効かない固有のアビリティを中心とする編成はここでは割愛している。
該当キャラを活躍させたい場合は各種ページから参考例を探し出し、手持ちに応じて調整してもらいたい。
スキル発動率が上昇するアビリティを持つ花騎士を複数投入し、戦闘中スキルが多く発動するようにしたパーティ。通称「スキルパ」。
このゲームでは通常攻撃とスキル発動で与えられるダメージにかなり差が出るシステムなので出せるだけ有利になることを踏まえた戦術と言える。
ちなみにスキルパは1ターン目にスキル発動率2倍のキャラクター2体を用意して全員のスキル発動を確定させる速攻型の1ターン特化型を刺すことが多い。
1ターン目に全員のスキル発動率が2倍、1.65倍になるキャラクターを2人用意して最初のターンに5人全員スキルを使用して一気に全滅させることを前提にした編成。
お気に入りだったりたまたま手に入った★6がこのスキルを持っている場合、華霊石を集めれば交換出来るイタドリと一緒にするだけで始めたばかりでも組むことが可能である。
(ただし開花前1.65倍二人では100%にならないため、常時スキル発動率上昇アビリティと併用がベスト)
時期によって貰える限定チケットからシンビジュームを狙えば他は好きなキャラクターやアビリティを入れられる自由度が高いのもウリである。
とは言え1ターン目の爆発力が肝になるため、出来る限り火力上昇のアビリティを重ねたいところ。
主な花騎士_ |
発動率2倍+1.2倍による発動率早見表(シンビジュームのページから引用) __ |
「自身が攻撃を受けた次ターン時にPTのスキル発動率が2倍になる」アビリティ(通称:被弾2倍)を利用し全員のスキル発動を確定させる構成。
被弾2倍アビリティだけではなく各キャラのスキル発動率によって必要なスキル発動率上昇アビリティの数が異なる。
そのため各キャラのスキル発動率を高くする必要があり、大量の技花を用意してスキルレベルを高くしておくことが必須になる。
なお一部の★6や昇華キャラのように挑発(小)アビリティを兼ねていなかったり、パーティ内に挑発(小)が複数いる場合は
挑発(自身へヘイトを集中させる)効果を持つフラワーメモリー(メモリーのレアリティは問わない)によって攻撃を集中させて毎ターン確実に発動出来るようにしたい。
キャラクターのスキル発動率が
・32%以上なら被弾2倍+1.6倍(スキル発動率1.2倍持ち3人)
・34%以上なら被弾2倍+1.56倍(スキル発動率1.2倍持ち+スキル発動率1.36倍持ち1人)
・36%以上なら被弾2倍+1.4倍(スキル発動率1.2倍持ち2人)
・38%以上なら被弾2倍+1.36倍(スキル発動率1.36倍持ち1人)
上記以上でスキル発動確定になる。
1ターン目の火力は低いが、それ以降は被弾2倍アビリティ持ちが倒れるまでは安定した火力が出せる。
その性質上、1ターン目スキル確定PT対策として増えてきた1ターン目のみ防御力が強化される敵や先制攻撃持ちの敵を相手に有利に戦える。
また毎ターン確定でスキルが発動出来るため吸収スキルによる継戦能力は抜群であり、特に反撃PTとのハイブリッド型は人気が高い。
やろうと思えば1ターン目に全員のスキル発動率が2倍持ちを一人入れてずっとスキルで戦う戦術も可能だがアビリティの噛みあわせに注意。
被弾2倍を持つ花騎士の中では防御性能が高いオオオニバスやカルダミネ・リラタ、アザミ(水着)、コットン、アジサイ(昇華)があげられやすいが
他のキャラにも強みがあるので好みや組みたいコンセプトに応じて用意したい。
被弾2倍が複数いる場合でも効果は重複するが、単純に攻撃させるキャラが増えるため安定して運用し辛くなる。
高難易度で複数攻撃スキルを多様する場合や先制攻撃されることが前提のステージならばピンポイントで使えるかもしれない。
デバフ*1アビリティを主体に持久戦を行うパーティ全般を指す。
特に高難易度の害虫のステータスは花騎士達を遥かに上回る数値を持っていることが多く、デバフを重ねればその脅威度を大きく下げることが可能になる。
決まれば完封する事も可能だが、火力も盛らないとどちらも倒れずに戦闘が終わらないこともありえるため気をつけたい。
デバフアビリティにはいくつか種類があるものの、攻撃力低下以外は汎用性とは言いがたい性能なので討伐内容や害虫のアビリティによって使い分けたい。
敵攻撃力を下げて部隊生存率を上げる、安定性を重視した構成。
メリットはシンプルな構成ながら極限任務、クジラ艇第1PT、対レイドボスなど、数多くの戦況に対応しやすい点だろう。
アビリティ調整によって「敵全体に対する攻撃力低下50%」などそれまで以上に大きな効果量の敵攻撃力低下アビリティを持つキャラクターが生まれており、
フラワーメモリーを抜きにしても2人で最大まで攻撃力を低下させられる様になった。
また同調整によって他の種類のデバフを併せ持つ様になったキャラクターも存在し、デバフパーティの編成の自由度は大きく上昇している。
効果量の高い攻撃力低下を持つキャラクターが居るなら「あえて敵攻撃力低下PTとして組まなくてもそのキャラクター1人で耐久面の補強が可能」とも言え、
敵攻撃力低下PTを専門に組む動機が弱まったとも言えるかもしれない。
とはいえ効果量の小さいキャラクターだけで無理に編成すれば火力が不足しやすいのは変わっていないので
上限70%を狙わず妥協して、攻撃関連を伸ばせるキャラと入れ替えたりしても良い。
フラワーメモリーが他デバフよりやや充実しているので、所持していればそちらで補うのも有り。
とりあえず作っておけば万能だった初期とは異なり、今では多くの高難易度任務で敵の攻撃力アップアビリティを見かけることになる。
味方の攻撃力ダウンと敵の攻撃力アップは打ち消し合い減算されるためある程度なら十分通用するが、過剰な増加量には流石に対応出来ない。
パーティが半壊、あるいは壊滅するほど高威力、広範囲のスキルを防ぐべく、敵のスキル発動率を下げるアビリティを重ねたパーティ。
この手のスキルは大抵高レベルのボスや高難易度なので、ほぼエンドコンテンツ向けと言える。
スキルを防げば通常攻撃は単体なのでタンク一人の耐久力だけ考慮すれば良いことになる。
スキルデバフ以外のアビリティに関しては比較的自由度が高い編成と言えるが、このアビリティ自体が希少な上なるべく上限の90%まで重ねる必要があるため構築難易度はやや高め。
また上限の関係で100%スキルを防ぐことは不可能なため、無駄にターンを長引かせると撃たせたくないスキルが発動してしまうことを意味する。
全体スキルを数回撃たれても平気な構成にしたり、タンクは復讐アビリティ持ち等アタッカーを兼ねられるキャラにする等工夫が必要になってくる。
ちなみに敵のスキル発動率から減らすため、計算する場合は要注意。
(例として90%発動ならデバフ90%で9%になる)
当然ながらスキル100%確定アビリティには無力なのでしっかり確認しておくこと。
主な花騎士_ |
通常時は5%で発動し、ダメージ計算時に乗算1.5倍に成るクリティカルの発動率とダメージ量を上げていくパーティ。
これらを持つ花騎士の数は多く、他のアビリティと組み合わせて相乗効果を狙っていくパーティ編成と言える。
無料配布のキャラによって序盤から組むことも可能であり、最初に入手した★6やガチャによってはより強力な編成を狙っていける。
無料配布や入手が容易な花騎士一覧_ |
編成がしやすい代わりに注意点がいくつかある。
まずクリティカル発動率上昇は80%が限度*2のため、クリティカル未発動ではダメージが著しく低下する不安定さがある。
クリティカル率が100%になるアビリティを持つキャラは極小数であり、極端に運が悪ければ倒せずに返り討ちにされることも決して珍しくはない。
またクリティカル発動時点でダメージは150%から加算する形になるため、意外とダメージが伸びない点にも目を向けたい。
例えばクリティカルダメージ100%上昇したとしても実際のダメージは250%となる。
当然ながらクリティカルが発動しなければダメージの上昇もないので、クリティカルダメージが100%上昇してもダメージの期待値は60%上昇程度にとどまる。
そのためそこからダメージ量を格段に上げるには他のダメージ上昇スキルと併用は必須となる。
パーティ編成がしやすい反面、これだけでは頭打ちになりやすいアビリティなので他のテーマに組み合わせて使うのが基本。
クリティカル関連アビリティ持ちを5人固めるのではなく、以下の相性の良いアビリティ、スキルと合わせることでより強みを伸ばす編成を目指したい。
団長が唯一戦闘に介入出来るソーラードライブの効果上昇アビリティを出来るだけ重ねるパーティである。
良くも悪くもソーラードライブに特化した編成なので直接的な戦闘面は劣るものの、しっかり威力を上げれば高難易度すら一撃で突破出来るほどダメージをたたき出す。
ただしアビリティの関係上どれだけ該当する★6キャラを集められるかが鍵となりやすく、仕留め損ねた場合のサブプラン自体手持ちに左右されやすい。
シャインクリスタルのドロップ率上昇、陽力の祭壇パネルを設置と言った専用アビリティが存在するものの、あれば嬉しい程度の効果なので優先度は低め。
それに加えてソーラードライブの効果上昇持ちの★5以下キャラが持ちやすいアビリティであり、★6キャラを抜いてまで優先させるアビリティとは言いがたい。
光GAUGE増加する機会を増やせる陽力の祭壇パネル設置自体有能ではあるが、ステージによって全く生かせないことがあるのが欠点。
また、一緒に出撃する戦友の編成によっては別のパネルに変化するアビリティに優先されてしまう面も地味に厳しかったりする。
余り他のアビリティが積めないこともあり、特に防御面に不安が残るため速攻型が基本となる。
ただ耐久寄りのキャラを一人入れるだけでは肝心のソーラードライブを生かせる機会が減るだけなので、持久力のあるソラパを組むのは至難の業である。
主な花騎士_ |
※反撃アビリティの概要 攻撃を受けた時、「X %」の確率で防御力の「Y 倍」を攻撃力に変換し反撃 (防御発動時の反撃は超反撃が発生する ※超反撃は通常反撃の2倍のダメージ)
反撃を主なダメージソースとする、中~長期戦向けの編成。
反撃は防御力依存のため、防御だけでなく回避やバリアも充実するためPT全体の生存期間が高く、同時に反撃火力も伸びると攻防一体の編成。
そのため、いずれの高難易度ステージでも非常に高い安定性を持ちながら対応できるのが魅力。
ただし編成難易度が高く、反撃持ちだけの編成だけなら高いわけではないのだが、
これが反撃と火力を同時に満たす編成に成ると途端に編成難易度が跳ね上がってしまう。
防御力を上昇させるアビリティや蓄積するダメージを回復する吸収スキル等長期戦で負けないようにするための編成が必要することが前提となるが、
対象の花騎士をただ開花Lv80に育てただけでは反撃はおろか防御力も大したことにならないことは覚えておきたい。
まず反撃は防御が発動すると「超反撃」となって威力が増大するため、可能な限り防御を発動させる確率を上げたほうが良い。
(当然ながら防御によるダメージ軽減も大きく、長く戦わせることで反撃する回数を増やすことにもつなげられる)
防御は、装備品よりもアンプルゥやアビリティによる防御力の補正によって発生しやすくなる(防御実装時の公式発表より)ことから、
防御反撃PTを作る際の注意点として、守アンプルゥを可能な限り合成したキャラを並べるのが鉄則。
守アンプルゥは、
最終的には上アンプルゥ100体を与えるだけではなく防御発動率を上昇させるクジラ艇装備やEX装備も出来る限り全員に用意したい。
理想を述べれば装備スロットを全開放したり防御系アビリティを持つ★6の最大解放したフラワーメモリーを装着させたいが、そこまで行くともはや自己満足の域であろう。
このようにPTを最適化していくコストが重く、中~上級者向けの編成と言われやすい。
反撃アビリティの詳細仕様_ |
反撃にクリティカルを乗せることで、反撃ダメージを伸ばす方式。クリ防御反撃PT(クリ反撃PT、クリ反PT)と呼ばれている。
反撃PTの中ではキャラが分かりやすく火力も有るため、反撃PTの中では主流となっている。
クリティカル系アビリティと防御バフと反撃をすべて持つキャラは少ないが、中核になる★6は以下のメンバーとなる(2022年11月)
全体バフ | アネモネ、タラゴン、カヤナ、ガンライコウ、レインボーローズ(水着) |
自己バフ | リンゴ(七夕)、バラ(温泉浴衣)、ツツジ(クリスマス)、ガンライコウ(クリスマス)、リースヴェルヌ(エクスティア・シュヴァリエ)(コラボ、期間限定キャラ) |
デバフを重ねることで、長期戦に特化した反撃PT。
「防御バフで硬さを上げ、反撃で火力を上げたデバフPT」と言い換えることもできる。
シンプルな構成で防御性能はトップクラスと考えていいが、それ故に高難易度では対抗アビリティが刺さりやすいのが欠点。
肝心の攻撃面が積みづらいのも課題であるため、意外と強い編成が難しい上級者向けと言えるかもしれない。
回避アビリティを持つキャラクターを中心に編成したパーティ。
かつては攻撃力が高い敵への対策ができない場合に、運ゲー狙いを試みる最終手段のような編成だったが、
特殊回避というほぼ回避キャラ専用アビリティを筆頭に度重なる強化で比較的安定して倒せる強敵も増えた。
しかし、どれだけ突き詰めても最終的には運要素が絡んでしまうため、安定性を高めようとすれば専用キャラクターが複数必要かつコンセプトを生かせるように編成しなければならなくなる。
コンセプトは多種多様だが、まず相手の攻撃をいなすタンク役を必要な人数だけ用意し、
出来るだけ生存率を上げるため回避率上昇を付与したり敵命中率低下があるサポート役とのセット運用が基本になるだろう。
上限の90%まで上げられる回避率上昇アビリティを持つキャラクター2人がいることが理想的だが入手が厳しく、
揃えられない場合でもフラワーメモリーで補ったり命中デバフアビリティを重ねることで十分なほど避けられるようになる。
その他には各種バフ系統だけではなくバリア、ガッツと言った万が一被弾した際の保険アビリティを用意するのも悪くはない。
回避パの特性上当たれば即戦闘不能になる敵と戦うことが多くなりやすく、特に特殊回避を持たないことが多い専用アビリティ持ちキャラには良い代用となり得る。
スキルデバフと兼ねれば回避持ちキャラは一人で十分になりやすく、特にネコヤナギやサンダーソニア(ハロウィン)と言った特殊な回避キャラをメインに構成したい場合に組ませるのが良いだろう。
(ただし攻撃ミスは回避した扱いにはならないためこれらのキャラと命中デバフの相性は良くない)
復讐アビリティである迎撃持ちは(特殊含む)回避成功時か攻撃ミス発生時のみダメージを与える、威力は攻撃力依存等反撃とは異なる特徴を兼ねており、
迎撃付与キャラと組み合わせれば1回の攻撃に対して連続迎撃してくれるため、それに特化するのも面白いながら強力なコンセプトになる。
特に回避PTで有用なメンバーは以下の通り(2022年11月)
★6 | 回避率+10%付与 | ジューンベリー(迎撃・回避時HP回復付与)、 ブラックベリー(防壁30%)、 ポーチュラカ(被攻撃1人のHP15%回復 3ターン毎にHP30%回復 回避率60%)、 イトスギ(確定ガッツ1回付与 虹メダル交換限定キャラ)、 ニコチアナ(回避率0%)、 ブルーレースフラワー昇華(回避率0%) |
回避率+15%付与 | ヒガンバナ(パラレル学園)(迎撃・特殊回避+1回・回避時HP保護追加付与 PTメンバー回避のたびボスダメ最大+80% 自身被攻撃で守護タイプ1人の迎撃ダメ+120% 回避率0%) | |
他能力付与 | ジューンベリー(迎撃・回避時HP回復付与)、 ウサギゴケ(水着)(迎撃・特殊回避・回避時HP保護付与)、 ストレプトカーパス(水着)(迎撃・回避時HP回復付与 迎撃ダメ+50% 自身回避でスキル発動率2倍・斬属性かつ守護タイプ1人の与ダメ+65%)、 バンダ昇華(迎撃ダメ+70% 命中率低下50% 味方の被ダメージ最大+45%)、 ヒガンバナ(輝く情熱のドレス)(迎撃ダメ+100%)、 メコノプシス(自身被攻撃でスキル発動率2倍)、 ウサギゴケ(1回バリア付与 命中率低下20%)、 ヒガンバナ(自身回避で攻撃力+70%)、 ハーデンベルギア(自身回避でクリティカル率60% 虹メダル交換限定キャラ)、 ヒガンバナ(パラレル学園)(迎撃・特殊回避+1回・回避時HP保護追加付与 PTメンバー回避のたびボスダメ最大+80% 自身被攻撃で守護タイプ1人の迎撃ダメ+120% 回避率0%)、 ヒナソウ(輝くおとぎの国の新星)(特殊回避+2回 回避率0%) | |
命中デバフ | バンダ昇華(命中率低下50% 迎撃ダメ+70% 味方の被ダメージ最大+45%)、 オミナエシ(命中率低下40% 回避率60%)、 ワルナスビ(水着)(命中率低下30%)、 ウサギゴケ(命中率低下20% 1回バリア付与)、 オモイグサ昇華(命中率低下60% 回避率0%)、 ユキモチソウ昇華(命中率低下60% クリティカル率20% HP保護80% スキル発動率1.28~1.36倍 回避率0%) ハートツリー(命中率低下60% 攻撃力最大+125% スキル発動率1.28~1.36倍 回避率0% 虹メダル交換限定キャラ) | |
アタッカー | サンダーソニア(ハロウィン)(5回回避でスキル発動率2倍・攻撃力+400%・回避率+20%・再行動100%)、 ネコヤナギ(迎撃2倍 3回回避で攻撃力+200%・回避率+20%・再行動100% 5人クリティカル率30%)、 ヒガンバナ(輝く情熱のドレス)(迎撃3倍 回避するたびクリダメ最大+200% 5人迎撃ダメ+100%)、 ワルナスビ(水着)(被攻撃で迎撃6倍 回避で迎撃ダメ+70% 命中率低下30%)、 ミズヒナゲシ(迎撃5倍 5人クリティカル率30%)、 チェッカーベリー昇華(迎撃2倍 討伐中攻撃力最大240% クリダメ100% 討伐中弱点属性ダメージ最大240% 回避率70%~40%)、 スイセン(討伐中2回スキル発動毎に自身の迎撃3倍の回数増加 再行動100% 弱点属性ダメージ80% 回避率50% 期間限定キャラ)、 スイカズラ(迎撃20倍 クリティカル確定 特殊回避2回 回避率0% 期間限定キャラ) |
(他の該当キャラクターはこちらを参照のこと。)
回避率_ |
移動力の調整が必要な特殊なステージでも1、2パーティの数値が700~800に出来ればまずクリア出来るため、攻略時に極端な速度は必要ない。
むしろほとんどのステージでは移動力が高すぎるパーティがいると勲章3を取る際の邪魔になりやすい。
そのためクリア済みのステージを周回する際手間を省くために組む特殊な編成である。
戦闘中、自身を含む「N」人が、「○」属性弱点の敵に対して弱点(1.5倍ダメージ)が発動する ※「○」属性以外のメンバーを対象に選び、同じ効果のアビリティは重複しない
花騎士に属性を追加できる上記のアビリティを主軸にした編成。
俗称としては属性付与やまたは弱点付与等と呼ばれており、全員が全属性所持しているパーティはエレメンタルパと言われることもある。
主に害虫の弱点を突くのが目的になるが、弱点への攻撃はダメージ計算式で乗算1.5倍と高倍率の乗算バフ扱い。ダメージ1.5倍の認識で問題無い。
ちなみに、フラワーメモリーの「弱点ダメージUP+20%(最大で)」を付けると、倍率が1.5倍から1.7倍に上昇する。(威力上昇値の合計はあくまで加算)
加えて属性さえ一致していれば確実に効果が得られる為、スキル発動やクリティカルと違い安定性も高い。
これ等の点から、スキルパ、クリパに並ぶ強力な編成として人気もあり、特にクリティカルとは互いに乗算関係なので併用できれば爆発的な火力を生み出せる。
曜日極限任務や特殊極限任務、クジラ艇など特定の属性に偏っていたり属性を合わせないと不利になるアビリティを使用する敵に対して、
付与によって属性を統一することで火力の向上と同時に敵アビリティへの対策として攻守で利用価値が高いアビリティでもある。
特に高難度の敵の一部は特定の属性を用意することが必須となり、属性付与があるのとないのとではパーティ編成の幅に大きく差が生まれることだろう。
クリパに近い性質を持つ属性付与であるが、大きな違いは希少なアビリティに加えて所持している花騎士に応じて適切な属性を用意しなければ強みを発揮出来ない編成難易度だろうか。
複数の虹や昇華キャラクターが必要なことから全属性対応は厳しく、特定の属性だけに留めて他のコンセプトを優先したほうが色々と融通が利くだろう。
クガイソウの持つ[5人]攻撃属性追加:突のような全員に特定属性を付与できる花騎士がいてなおかつ編成コンセプトに外れていなければ1人を組み込むだけで対策が済むが、
複数の属性以上付与出来る代わりに人数制限があるキャラの場合はそうもいかない。
当然ながら対応出来ない属性には無力であり、仮に全属性が組めたとしても一部ながら無属性の敵が存在することを忘れてはならない。
属性付与のシステム面の基本知識_ |
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