ミモザ

• ステータスは総じて★6の平均値に近く、強みは無いが欠点も無いので扱いやすい。
  属性、スキル性能、アビリティに移動力までもがマンリョウと全く同じ。
  他キャラと属性、スキル性能、アビリティが同じ組み合わせは他にもあるが、移動力まで同じなのはこれが初である。
  さすがに最終的なステータスは異なっており、マンリョウに比べて攻撃力が258高い代わりにHPが1120、防御力が220低くなっている。
  極端な差はないため、同じように運用する事ができる。
  2人とも擁しているならば、同じ部隊に集めて強力なソーラーパーティを組むも良し、分散させて戦力調整するのも良いだろう。
  所属国家のウィンターローズも、最近はイベント配布の★5で戦力が増してきたものの、まだまだ層は薄い。国家防衛戦では大活躍するはずだ。

• 戦闘スキルは『敵全体に2.2倍のダメージ』、初期アビリティは『パーティメンバーの攻撃力15%上昇』。
  どちらも今や★6の標準的性能といわれるようになったほど癖の無い性能の取り合わせだが、それゆえにどこでも安定した働きが期待できる。

• 進化アビリティは『ソーラードライブの効果40%上昇』。
  ソーラードライブ強化のアビリティは、パーティ内で複数のキャラが持っていた場合、効果が乗算されるため、
  特化パーティを組めば、ソーラードライブの効果は最大で850%(威力750%アップ)にまで達する。
  極限任務などの難関攻略時の強力なダメージソースとなるだろう。

2017/11/20に開花対応された。

パーティメンバーへの攻撃力上昇は15%→20%に、ソーラードライブの効果上昇は40%→70%になり、
開花アビリティとして「戦闘中、パーティメンバーのスキル発動率がそれぞれの好感度に応じて最大1.2倍上昇」と
「戦闘中、パーティメンバーの攻撃力が戦闘開始時の敵の数×20%上昇」が追加された。

2018/4/9の調整で★6のソーラードライブの効果上昇が全て70%に統一され、
ソーラードライブのみを狙うのであればどのキャラクターでも良くなったが、相対的にそれ以外のアビリティの重要性が増した。
ミモザのアビリティは40～80%もの攻撃力上昇を与えつつ、スキル発動率を上昇させるというものであり、ソーラードライブの効果上昇を持つキャラが5人を超えてしまっても、最適解とは言えずとも高い攻撃力上昇を与えつつスキル発動率を高めるキャラとして使うことができる。

パーティメンバー5人にバフ80%を付与できるキャラはこの調整の時点ではエニシダとミモザだけで、条件もエニシダほど厳しくない。よって適当に部隊に編成してもそれなりの活躍を保障できる強さになった。

ガラスの靴で踊るミモザ　金色の甘いキスを
連れてゆくよ君がいれば　きっと最後の恋さ

マメ科アカシア属の常緑高木で、原産地はオーストラリアやタスマニアなど。

アカシアのページにも解説があるが、実は「ミモザ（mimosa）」というのは
本来は同じマメ科のオジギソウを指す（オジギソウの学名がmimosa）のだが、
かつて19世紀頃にイギリスで南仏産のフサアカシアの切り花を輸入し始めた時に、この花の葉がオジギソウと形が似ているために
「ミモザ（mimosa）」と呼んでいたのが広まったもの。
ミモザとは、葉に触れると閉じて下向きに垂れ下がる動きが、古代ギリシアの身振り劇『ミモス』のようだということから付いた名前で、
そこから時代が下ってオジギソウに似た葉の植物の総称となり、やがてフサアカシアのことを指すようになったわけである。
ちなみに、フサアカシアを含むアカシア属の葉もオジギソウの葉も同じマメ科ということでよく似ているが、
アカシア属の葉はオジギソウとは異なり、触っても葉をたたんで倒れたりはしない。

現代では、カクテルの名前が花の色（オレンジがかった黄色）から取られていたり、「ミモザエッグ」が炒り玉子のことだったりと、
一般的な意味で「ミモザ（mimosa）」といった場合には、ピンクの花をつけるオジギソウのことではなく、
黄色い小さな花が房状に連なって咲くフサアカシアのことを指すことがほとんどのようである。

また日本では更に特殊な事情があって呼び方に混乱が見られるのだが、一般的に日本で「アカシア」といった場合は
たいていの場合「ニセアカシア（ハリエンジュ））のことを指すことが多く、
（この辺りの事情については、アカシアのページやハリエンジュのページにも解説があるので、ご参照を）
逆に「ミモザ」という名前はフサアカシアやギンヨウアカシアなど、アカシア属の一般的な花をまとめて指す場合が多い。
（ギンヨウアカシアの日本語での別名が「ミモザアカシア」であることからも分かる）
特に日本では、背が高く手入れが面倒なフサアカシアよりも、
やや小ぶりで日本の気候でも育ちやすいギンヨウアカシアのほうが公園や街路樹に植えられていることが多いため、
日本語で「ミモザ」と言った場合には、たいていの人が思い浮かべるのは実はギンヨウアカシアの花である。

ただし、このゲームでの解釈は（おそらくだが）、

• ミモザ：欧州（特にイギリス・フランス）で一般的な、フサアカシアのこと
• アカシア：日本で（アカシア属としては）一番多く見られる、ギンヨウアカシアのこと。日本で一般的なニセアカシアのことではない
• ハリエンジュ：ニセアカシアの別名のことを、そのまま

とされているようである。
ミモザとアカシア（ニセアカシアではなく）をこの文脈で区別するのは難しく、またあまり区別する必要も本来はないのだが、
同じ花のことを指すのではゲームで実装できないので、あえて（一般的な言葉の意味と多少ずれるのも承知の上で）
上のように解釈して区別したものと思われる。

※このような解釈の例は、レインリリーとゼフィランサスを「双子だが別々の花」として実装した例にも見られる。
（レインリリーは一般的にはゼフィランサス属およびハブランサス属の別名だが、あえてハブランサスのこととし、ゼフィランサスと区別した）

ゲーム内の本人のセリフにもある「香水好き」という設定だが、これはミモザ（フサアカシア）が
アーモンドとハチミツを合わせたような良い香りを持ち、精油や香水の原料となっていることから来たもの。
南仏のコート・ダジュール地方辺りでは、2月の終わりになると辺り一面にミモザの花が咲き乱れ香りを振りまき、
ミモザ街道上にあるマンドリウー・ラ・ナプールでは1931年から毎年、ミモザ祭りが開かれて世界中から観光客を集めている。
日本では梅が冬の終わりと春の訪れを告げる花と見られているが、フランスではミモザがその役目を担っているのである。