サフラン のバックアップ(No.96)

2019年11月25日現在のサフランの運用方について以下に記述する。
現在主流であるPT型を主体として記述ため、今後のアップデートによっては要修正。
また、特別な記述がない限り、サフランにはフラワーメモリー：挑発を着けているものとする。
なお、これらはサフランを用いたPT編成を強要するものではなく、あくまで参考資料である。
好きに愛せ。

• 回避PT
  回避持ちの特権として、回避を持っているだけでこの編成に入ることができる。
  2018/07/09のアップデートにて、サフランに魔属性付与が追加されたために属性染めの役割が増え、使い勝手が向上した。
  魔属性ステージ以外では攻撃力上昇アビリティが一つしかなく、火力貢献はあまり期待できないが、回避PTは回避率低下が起こる前（3ターン以内）に戦闘を終わらせれば十分なのでそれほど気にはならない。
  ただし、PT全員がダメージカット目的で挑発を付ける場合、サフランが反撃を行えない可能性が高くなる点に注意。

• 攻撃力デバフPT
  大本命。
  サフランはその性質上、攻撃力デバフ（以下、デバフ）と相性が非常に良い。
  基本的にデバフ70%を他の4人で達成しているPTであれば、十分力を発揮する。
  サフランと特に相性の良いキャラクターを以下に記述する。

素虹

• ストック
  防御力バフ持ち。サフランと合わせて防御力を52%上昇させ、生存ターン数の飛躍的増加と反撃ダメージ増加に貢献する。
  また、挑発を抜けて攻撃されたとき、次ターンに35%のダメージ乗算バフがPTメンバーに付与されるため、非常に強力。
  ただし、現在この効果は反撃には適用されない。
• ヤドリギ
  スキルデバフを所持しているため、サフラン以外のメンバーがダメージを受ける機会を減らすことができる。
  また、反撃・超反撃を所持しているため、サフランの防御バフの恩恵を最大限に発揮できる。

昇華

• ミズヒキ
  ストック同様に防御力バフを持ち。サフランの防御力をサポートさせられるうえ、
  回避ガッツ・吸収スキルに高めの防御力という、デバフ持ちの中でもかなり上位のアビリティ・スキル構成となっている。
  ミズヒキに挑発をつけることで、サフランの編成でありがちな『害虫のスキル攻撃で後衛が倒れ火力が出ない』という状況をある程度回避することができる。
• アカバナスイレン
  攻撃力デバフに加え、スキル発動率デバフ・防御バフ・スキル発動率1.2倍と長期戦のエキスパート。
  本人も吸収スキルであり、スキルの流れ弾が被弾した程度であればそうそう落ちない。
• エリンギ
  防御バフとスキル発動率デバフに回避と吸収スキルの組み合わせ。
  スキル発動率デバフは25％と高めであり、スキルが強力な相手であればかなり有用。
  ただし、攻撃バフが無いのでフラワーメモリーで補強したい
• ニリンソウ(監獄島)
  デバフ3種全部盛り。スキルも可変型と至れり尽くせり。
  加えて標準的な攻撃力バフとスキル発動率1.2倍を完備。
  防御バフは無いが、安定して使いやすい。
• ルコウソウ
  こちらもスキル発動率デバフ持ち。

全体的に言えることだが、デバフ勢は全体的に昇華組の方が優位な場合が多い。
ただし、昇華組は攻撃バフが無かったり、装備スロット解放に難があるなどの欠点もあるため、
素虹組が全ての状況で劣っているわけではない。
サフランの為に色々試そう。

デバフ編成例を以下に記述する。

• 汎用

1. ストック・ヤドリギ・20%デバフ*2
   　上で挙げた相性の良いキャラと自由枠の組み合わせ。
   　敵の数が2体以下と分かっていれば、2体20%組も選択可能。
2. オンシジューム（フォスの花嫁）・スノードロップ・ラベンダー(バレンタイン)・トリカブト（昇華）
   　スキル発動率を優先した構成。トリカブトの昇華が難しい場合は、エピデンドラム(水着)かヒガンバナ(世界花の巫女)を。
3. シャクヤク(ハロウィン)・ヤドリギ・スノードロップ・トリカブト（昇華）
   　対レイドボスの編成。ターンバフ持ちを三人ねじ込むことで、すさまじい攻撃力となる。
   　ストックは次ターンのバフ表示が出るたびにスキップしてても止まるため、非推奨。
   　2.同様、トリカブトが難しい場合は属性付与かスキル発動率あたりを選ぶとよい。
   　2019年11月現在、害虫が非常に高い防御力で攻撃をシャットアウトするギミックが現れ始めており、ターンバフはそういった高防御に対するメタ編成となっている。

• 属性別（サフランに確定属性付与優先）
  • 斬：アカシア・オンシジューム（フォスの花嫁）・エピデンドラム(水着)・ストック
    　敵が2体であればアカシアはシャクヤク(ハロウィン)と入れ替え可
  • 打：アイビー(新春)・サクランボ・マロニエ・自由枠
    　打属性のデバフキャラクターがアイビーとサクランボしか存在しないため、必然的にこの形になる。
  • 突：ストック・ハス・自由枠2
    　サフラン自身が突属性であるため、自由度は一番高い。
  • 魔：魔属性2・自由枠2
    　2018/07/09のアップデートでサフランに魔属性付与が追加されたため、組むことが可能となった。
    　サフラン自身が属性付与を持つため、突属性同様自由度が高い。
• クリティカルデバフ
  • オシロイバナ・イフェイオン・サンカクサボテン・ヒメノカリス
    　全昇華組の非常に重い構成。
    　クリバフは80/170で4人構成クリパの標準的な数値となっている。
    　クリティカル発生時はダメージが3.2倍となるため、サフランにとっては通常攻撃がスキル相当となる。
    　もちろん反撃のダメージも3.2倍！（クリティカルが出れば）
    　ただし、攻撃バフが112%と低くなるため、フラワーメモリーでの底上げが重要となる。

• クリティカルPT
  　サフラン(ジューンブライド)のクリティカル適性が高いため、通常バージョンを組み入れる必要性は薄い。
  　素直にサフラン(ジューンブライド)を昇華しよう。

  +

  それでも通常サフランをクリティカルPTで使いたい！_

  サフランはクリティカル系アビリティを所持していないため、優先度はかなり低い。 　しかしながら、状況限定ではあるが、道がないわけではない。 　単体攻撃のみ且つ命中バフを積んでいない敵、つまり回避盾が通用する状況であれば、一定の戦果は期待できる。 　また、反撃はクリティカルの影響を受けるので、属性クリティカルと同時に発動させることができればダメージソースには成り得る。 　PT構成候補としては、サクラ(水着)・アイビー(水着)・ネムノキ・ウメ（クリティカル発動率＋80%、クリティカルダメージ＋140%）等。 　特に水着サクラは付与がサフランと被らず、属性クリティカルのダメージを延ばすことが出来るため非常に相性が良い。 　状況が限定的とはいえ、やってやれない事はないのでサフランと真剣に交際を考える向き合うのであれば選択肢として知っておいて損はない。

• クリティカル反撃
  　一口に言えばクリティカル・超反撃・防御バフを持っているキャラで固めたPT。（素虹であればアネモネ・タラゴン・カヤナのようなタイプ）
  　反撃は敵の防御力の影響を受けにくく、通常反撃のダメージが超反撃で2倍、クリティカルで3.3～3.5倍程度となり、簡単に10～15万以上のダメージを叩き出す。
  　サフランはクリティカルも超反撃も持っていないため、理想形には入らない。
  　が、敵が命中バフを持たないのなら話は別である。
  　花騎士では同系バフは盛れば盛るほど効率が落ちていくため、回避で反撃回数を稼げる状況であればサフランが優位に立つ場面もある。
  　ただし、クリ要員を4人に絞った際の競合相手の最上位がアジサイであるため、状況としてはかなり厳しい。
  　敵に命中バフがなく、且つ高防御力で攻撃が通らず、反撃のみがダメージソースという状況であれば一定の優位性があるかもしれない。
  　また、この編成ではサフランが必ず攻撃を受ける必要はないので、フラワーメモリーは自由である。
  　厳しい面を語ったが、コンセプトとしては噛み合っていて単純に強い。
  　何より、スキルの何倍ものダメージを軽やかにたたき出すサフランがとても楽しそうなので試しに一度組んでみてもよいだろう。

• ソーラードライブPT
  サフランはソーラードライブアビリティを所持していないため、入ることはまずない。

• 1ターン目スキル確定PT
  サフランはスキル発動率上昇・ダメージ増加アビリティを所持していないため、入ることはまずない。
  素直にサフラン(ジューンブライド)を昇華しよう。
  魔属性付与がどうしても必要なら入るか。

2016年08月15日　オンシジューム、ススキ、ゼラニウムと共に開花対応された。
2016年10月24日　反撃倍率が従来の2.2倍から2.5倍に、防御力上昇率が10%から18%に、また防御時のダメージ軽減率が2.2%から3.4%にそれぞれ上方修正。
2016年11月28日　アビリティによる攻撃力と防御力の上昇量が従来の18%から22%に修正、さらに防御時のダメージ軽減率が3.4%上昇から4%上昇とされた。
2016年12月26日　反撃の倍率が2.5倍から4倍に修正
2017年02月13日　光華祭トロピカルプリンセス人気投票にて突属性1位(総合7位)としてサフランに関連した庭園アイテム実装が決定された。
2017年03月06日　反撃の仕様が以下のように変更された。
2017年03月06日　敵の防御力が高い場合にも反撃でのダメージが低下しにくくなるように上方修正された
2017年03月06日　キャラクターのHPが0になる際の敵からの攻撃に対しても反撃が行われるように変更された。
2017年03月06日　味方キャラクターと敵のHPが全て0になった場合「DRAW」として終了。
2017年04月24日　光華祭トロピカルプリンセス、人気投票入賞特典の庭園アイテムが実装された。
2017年06月12日　『戦闘中、一定確率で敵の攻撃を回避する』から『戦闘中、2ターンまで80%、以降は50%の確率で敵の攻撃を回避する』に修正された。
2017年07月03日　防御バフが22%→30%、防御時のダメージ軽減率が4%→5.3%に、反撃の倍率が4倍→4.25倍に上方調整された。
2017年10月10日　アビリティ「防御力上昇」に、アビリティ所有者自身が戦闘不能になるダメージを受けた時に、確率でHP1の状態で耐える効果を追加。
2017年12月11日　クリスマスver(★5)が実装された。
2018年02月13日　才華祭ノーブル・グレイス人気投票にてウィンターローズ内1位(総合5位)としてサフランに関連した庭園アイテム実装の予定が決定された。
2018年05月21日　才華祭ノーブル・グレイス　入賞特典の庭園アイテムが実装された。
2018年06月11日　スキル倍率が2.2倍→2.8倍、発動率が24(34)%→27(37)%に上方調整された。
2018年07月09日　開花後の攻撃力上昇率が22%→35%に上昇し、第1アビリティの回避と統合。
2018年07月09日　新たに【自身を含む3人に魔属性付与】が追加された。
2019年02月12日　精華祭スノウロマンティカ人気投票にて☆6ランキング1位(総合6位)として、キャラクター専用装備の実装、サフランに関連した庭園アイテム実装の予定が決定された。
2019年06月10日　ジューンブライドver(★5)が実装された。
2021年05月24日　永遠の誓い（祝福）に対応された。

アヤメ科クロッカス属またはサフラン属の多年草およびその雌蕊を乾燥させた香辛料のことである。
名前はアラビア語の「ザアファラーン」に由来し、漢字では咱夫藍と書く。
秋頃にユリに似た紫色の花を咲かせる。
その花の中にある赤い先っぽが3つに分かれた雌蕊を摘み取って乾燥させたものが、
香辛料としてのサフランで、主にスペイン料理でのパエリア、フランス料理のブイヤベースなどの
米料理や魚料理の着色や香りづけに利用される。
１つの花から3本しか取れず、また手作業で摘み取る必要があり、
しかも2万本集めて125グラム程度にしかならないため非常に高価で、グラム単価は1100円と
純金の約1/5、同じ香辛料であるバニラの10倍、カルダモンの50倍の値がつく。
紀元前から使われており同じく高価で取引されていた。
そのため混ぜ物をするなど不正が発覚した場合には、死刑などの極刑も下されたようである。

サフランのもつ色素はクロチンと呼ばれるカロテノイドで、クチナシの果実にも同じものが含まれている。
そのため、色出しだけならば、高価なサフランの代わりにクチナシを使うことも出来なくはない。
実際、日本にはご飯にクチナシを炊き込んで着色するというレシピがあり、差し詰めサフランライスのクチナシ版ともいえる。
またターメリック（ウコン）をサフランの代用とする場合もあるが、クロチンが水溶性であるのに対し、
ターメリックの色素であるクルクミンは脂溶性なので、上手に色を出すにはレシピに変更が必要となる場合がある。
例えば、サフランライスは米とサフランを一緒に炊くだけだが、ターメリックライスの場合はこれにバターなどの油分を適量加えるとよい。
いずれにしても、サフランに特有の甘い香りは出すことができないので、完全な代用とはならないことに注意したい。

古くから世界各地で布の染料としても用いられ、その黄色は貴重さから高貴さを表す色や王の色として扱われることもあった。
王室御用達のファッションブランド設定も納得。
現在でもインド地域では国旗や各種宗教の僧衣などに影響が見られる。

サフランは染色だけでなく漢方薬としても使われる。
お湯に溶かして飲むと頭痛、冷え性、血行の改善や精神安定、疲労回復などの効果がある。
ただし、早産のリスクが増すため妊娠中の服用は控えたほうが良い。

イラストの腰の瓶はその染料であり、スキル「秘弓・爆散霧消」ではこの瓶を投げて打ち抜いているが、なんとも贅沢な攻撃である。

武器解説１　「弩」もしくは「クロスボウ」
スキル名”秘弓・爆散霧消”ですが弩です。

バネ仕掛けで矢を打ち出す、弓の一種。洋の東西を問わず使われており、漢字圏では「弩（ど）」、西洋では「クロスボウ」と呼ばれているが、ほぼ同一の武器である。
歴史は古く、紀元前5世紀ごろから発掘されたものもある。
日本人には「ボウガン」と言う呼び名の方が馴染み深いが、これは「株式会社ボウガン」が持つ商標名（なので同社製品以外はボウガンではない）であり和製英語である。

なぜこのような武器が生まれたかと言うと、弓はその射程から戦場における最強武器とも言えるのに対し、難易度も高い武器だからである。
弓は「腕の力で弦を引き絞りながら矢をつがえつつ狙いを定めて撃つ」と全てを同時に熟さないといけないため難易度が高く、数年の訓練を要するものであった。
そのため、まともな訓練を受けないまま徴兵された農民兵では扱いきれるものではなかった。
弩の場合は「弦を引き絞って引き金に引っ掛ける」「矢を装填する」「狙いを定めつつ引き金を引く（撃つ）」と分けて出来る事から素人でも扱いが簡単と言うのが最大の利点。
更には狙いを定めている間は腕力も消耗せず、矢（ボルト）もレールに乗って飛ばされるので素人でも真っ直ぐ前に飛ばせる。
（玩具のバネ式拳銃と玩具の弓、どっちが的に当てやすいかを考えるとわかりやすい。弩はバネ式拳銃の部類である）

後に「弩本体の前方についている「鐙（あぶみ）」を踏み、脚や背筋の力を利用して弦を引く」と言う方法で腕力だけでは引けないほどの堅い弓を備えるものが登場して威力が上がった。
（この際、背中に盾を背負い、弦を引く間は敵に背を向ける、と言う工夫もされた）
ものによっては板金鎧（プレートメイル）を易々と貫通して致命傷を与えることすら出来たという。
さらに後年になると「ハンドルの付いた滑車を回して弦を引く機械（ウィンドラスやクレインクイン）」を使って更に固い弓を引くもの（アーバレスト等）まで登場している。
最終的にはバリスタと呼ばれる設置式の超大型クロスボウも存在し、攻城兵器として用いられた。
弩は矢に限らず石等も打ち出せたため（そのため石弓とも呼ばれる）、バリスタともなると原始的な大砲と言えるかもしれない。

欠点は「同時に行わない」事による連射速度の遅さで、1分に2～3発の射撃が限界。当然、鐙式や歯車式になると更に遅くなる。
（そもそも滑車式は梃子の原理的に、弦を引く距離の倍以上にハンドルを回さないといけない）

上記の通り、弩の弦を引くのは弓に比べれば楽なもののかなり力が要る。これを片手で軽々と装填している彼女は流石花騎士と言えよう。
本来は一発ずつしか発射の出来ない弩だが、スキル時などはかなりの速度で連射を見せている。
もしかしたら彼女の武器は普通の弩ではなく、「連弩」と呼ばれるタイプなのかもしれない。
（カートリッジ式で連射や同時発射が可能なタイプの弩。創作などではなく中国に実在した武器で、かの諸葛孔明が改良したタイプもあったという）
尤も連弩は連射性を追求するために弱い（柔らかい）弓を使っているので威力が低いのだが。

銃の登場により弓と共に消えていったが、第一次世界大戦では手榴弾の発射台（現代で言うグレネードランチャー）として使われたこともある。
応用性の高さが銃にはない魅力である。台の上に乗るものなら大体なんでも発射できるのだ。
また、射撃音が銃に比べて小さいため、銃の消音機（サプレッサー）が戦後発達する以前は夜襲や特殊戦における暗殺用の武器としても使われたという。
（と言うか、消音機は創作作品で言われるほど音は消えない）

余談だが、「デカいおっぱい」と言う意味の「弩級」「超弩級」に使われる「弩」は「戦艦ドレッドノート“Dreadnought”」の当て字に過ぎないので、ここで述べた弩とはまるで関係が無い。
つまり「怒級」や「土級」になっていた可能性もあったのである。

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