ネリネ のバックアップ(No.116)

アビリティは「パーティメンバーの攻撃力15%上昇」と「移動力増減パネルの効果を受けなくなる」
前者は★6の平均的な全体バフ。全体攻撃のスキルと合わせて、安定した火力を期待できる。
後者はライラック等が所持しているアビリティと同じもの。
移動力の調整がしやすくなるので、勲章コンプクリアのお供としてありがたいアビリティだが、
同アビリティのキャラを同PTにいれても片方のアビリティが無駄になるだけなので注意。
また、PTに入れることによって逆に勲章コンプが困難になる場合もあるため、メンバー選定には気を付けること。

ステータスは攻撃特化型……なのだが、初期ステータスが非常に低い。
特にHPの初期値は★2と同等の3桁。進化前でも最大Lvなら他のキャラと同等になるが、進化後のLv1は又★3と同等まで下がる…というありさまである。
そのため、育成が進まないうちは他の★6に比べるといささか頼りなく見えるかもしれないが、
最大Lvまで育てると攻撃力はトップクラスまで伸び、HPや防御力も他の★6に見劣りしないくらいまで伸びてくれる。
つまりまだまだ成長の余地があるってことですね

開花後はHPが★6としてかなり低いものの、攻撃力はナデシコとともに全キャラトップの高さ。

アビリティは攻撃力上昇が15%から30%に強化され、新たに以下の3つのアビリティが追加。

1. パーティメンバーのスキルダメージ15%上昇
2. 自身のスキルLvに応じてパーティメンバーのスキル発動率上昇(1.28～1.36倍)
3. パーティメンバーの防御力30%、防御時ダメージ軽減率5.3%上昇

突出した要素はないが、癖のない構成で使いやすい。
味方への強化はその方向に特化したキャラには劣るが、自身の攻撃力の高さとスキルの倍率によって特化したキャラの代理をするには十分な火力を持つ。
スキルLv依存のスキル発動率上昇と防御力上昇と合わせて持っているのはネリネを除くと昇華コスモスのみで個性だと言える。
どちらも長期戦運用を行う場合に有効なアビリティなのでその方面では活躍の機会があるかもしれない。
ただし前述のようにネリネ自身のHPが非常に低いのでその点には注意。

2016年7月15日　エノコログサ・サンゴバナ・エーデルワイスとともに開花対応された。
2016年9月26日　攻撃力と防御力上昇率が15%から17%に上方修正された。
2016年9月26日　同時に、防御時のダメージ軽減率が3%から3.3%とされた。

2016年11月28日 戦闘スキル・アビリティの調整がなされ、戦闘スキル倍率が2.2倍⇒2.4倍に増加、
2016年11月28日 攻撃力・防御力上昇率が18%⇒20%、防御時のダメージ軽減率が3.3%⇒3.7%となり大幅に性能が向上した。

2017年3月27日　開花後アビリティ・戦闘スキル・進化後、開花後の攻撃力の調整がなされ、
2017年3月27日　アビリティ攻撃力・防御力上昇率が20%⇒22%、防御時のダメージ軽減率が3.7%⇒4%、
2017年3月27日　戦闘スキルの発動率が全体で2%ずつアップしLv1での発動率が★6全体攻撃の標準である24%になった。
2017年3月27日　ステータスも進化後、Lv.70での好感度・咲ボーナスを含んだ攻撃力：7676⇒8002
2017年3月27日　開花後、Lv.80での好感度・咲ボーナスを含んだ攻撃力：8318⇒8644となり、申し分のない性能へと変貌した。

2017年6月12日　ジューンブライド版(★5)が実装された。

2017年6月26日　開花後アビリティの調整がなされ、攻撃力上昇率が22%⇒25%、
2017年6月26日　好感度依存だったスキル発動率が自身のスキルレベル依存となり、発動率の最大倍率が1.2倍⇒1.32倍となった。

2017年10月10日 アビリティ「防御力上昇」の調整がなされ、防御の発動確率上昇と、
2017年10月10日 戦闘不能になるダメージを受けた時に1回の戦闘で最大3回まで確率でHP1の状態で耐える効果が追加された。
2017年11月20日 戦闘中、自身のスキルLv(1～5)に応じて、パーティメンバーのスキル発動率上昇が(1.2～1.32倍)から(1.28～1.36倍)へ修正された。

2018年4月23日　攻撃力上昇が25%→30%に強化され、スキルダメージ15%上昇が追加され、
2018年4月23日　防御力上昇が22%→30%に、防御時軽減率が4%→5.3%に強化された。
2018年6月11日　スキル倍率が2.4倍→2.9倍に上方調整された。

2019年12月9日　クリスマス版(★6)が実装された。
2019年12月9日　開花後はHPが★6としてかなり低いものの、攻撃力はナデシコとともに全キャラトップの高さ。

2021年6月14日　キャラクターのバランス調整が行われた。
2021年8月16日　永遠の誓い（祝福）に対応された。

誰かを想って泣いた夜に咲いたダイアの花

ヒガンバナ科ネリネ属(Nerine)の総称。南アフリカ原産で30種ほどの原種が存在する。
別名「ダイヤモンドリリー」。花弁に独特の光沢があり、陽に当たると宝石のように輝いて見えることから。
豊富な園芸品種があるが、特にピンクやオレンジ、明るい紫などのポップな色が人気。
花持ちが非常に良く、切り花に向いている。咲き始めに切れば２週間以上持つこともある。

誰しも見たことがあるヒガンバナ（リコリス）とは、花姿が非常によく似ているが、
ヒガンバナが「葉見ず花見ず」というように、花が咲いている時は葉を出さないのに対し、ネリネは葉を出したまま花を咲かせる。
また、アジア原産で日本国内にも広く帰化しているヒガンバナと違って、
南アフリカ原産のネリネは寒さに弱く、乾燥を好むなど、育て方が異なる。
ヒガンバナより華やかな印象のあるネリネだが、それだけ繊細で育てにくいという一面も。

ネリネの名前とスキル「ネレイスティアーズ」は、ギリシャ神話の「ネレイス」に由来する。
ネレイス(Nereid : ネレイドとも)はエーゲ海に住む50人の美しいニンフ達のこと。複数形だとネレイデス(Nereides)と呼ぶ。
彼女たちは海神ネレウスの愛娘であり、幾多のニンフ達の中でも最も美しく、女神に近い存在とされる。
ネレイデスのうち一人、美しい金髪のネレイス、リコリアス(Lycorias)が、
ヒガンバナ属の学名"Lycoris"の由来であることは、恐らく偶然ではないだろう。

日本に入ってきたのは大正時代だが、縁起が悪いとされがちなヒガンバナと似ているために、
当時は何かと敬遠され中々普及しなかった、という不遇な時代を経験している子。
ヨーロッパでアジア原産のヒガンバナが注目を集め、品種改良が盛んに行われるようになると、
日本でもヒガンバナの価値が見直されるとともに、より華やかで花持ちの良いネリネも人気を集め始めた。

ヒガンバナ亜科に含まれるネリネは恐らく有毒と思われるが、ざっと調べたところ誤食事故等は報告されていない様子。
国内の山野に自生せず、性質上鉢植えで育てることが多いため、ニラなどと間違えることが少ないということだろうか？
ネリネの第一の犠牲者とならないように、団長諸兄も注意されたし。