イタドリ のバックアップ(No.8)

画像サイズは322x530でお願いします
執務室の「贈り物」の選択画面で画像を撮る事が出来ます。
(好感度・咲100%になると画像が撮れなくなりますが、
キャラの「強化合成」画面でも撮る事が出来ます。
※スキル強化等全カンストした場合は除く）

（※画像の切り取り方はこちらをご覧下さい
→画像切り取り例）

どうやら俺たちは "親友"のようだな

学名：Fallopia japonica
別名：スカンポ(酸模)
タデ科ソバカズラ属（タデ属）の多年草。日本全土や中国等の東アジアに分布する。
地下茎から太くまっすぐな茎を1m～長いもので2mほどまで伸ばし、節ごとに卵型の葉を付ける。
雌雄異株で、白い小さな円錐状の花を房状に咲かせる。雌株につく実は小さなハート状。

「虎杖」の由来は、枯れて乾いた茎を杖の素材として使っていたことから。「虎」はその斑な縞模様から。
また、昔は痛み止めの生薬として使われ「痛みを取る」から「イタドリ」となったという通説も存在する。
それ故に「疼取」や「痛取」と書くことも。

葉を揉んで傷薬に使うほか、新芽や若い茎を山菜として食用にする。
昔の田舎では、適当に折り取った茎の皮を剥いてかじるのが、子供たちのつまみ食いアイテムの定番だった。
「酢カンポ」の別名のように独特の酸味と歯応えを楽しむが、アクとえぐみが強く、またシュウ酸由来のためお腹にもよろしくない。
しっかりアク抜きしようとすると、酸味も歯応えも失われるという質の悪さである。
なお、北原白秋作詞の唱歌『すかんぽの咲く頃』で歌われている「すかんぽ」は、タデ科のスイバの別名なのであしからず。
（どちらも土手に生え、子供が茎や葉を吸って酸味を楽しむ点で似ているが、白秋は自著でイタドリとスカンポを明確に区別しており、歌のスカンポはスイバだと判る）

実はクズやハリエニシダ、ギンネムにランタナと肩を並べる世界の侵略的外来種ワースト100の一つ。
植物図鑑でも有名なシーボルトによって持ち帰られたイギリスにて、コンクリート破壊や頑丈な根による土壌荒らしで猛威を奮っている。
土地にイタドリの生えていた痕跡があると、銀行が土地担保でローンを組むことを許してくれないほど。