イエローパンジー のバックアップ(No.67)

パンジーについての詳細な解説はお姉ちゃんのところへ。

某男性アイドルグループの歌名にもなっている花。
田園の喜びは、田園のように長閑な風景が、人にとっては喜びの種となるからかと思われる。
確かに田園にイエローパンジーが咲いている風景は、とても長閑で喜びを感じられそうだ。
だからこそ、つつましい幸せという花言葉も生まれたのであろう。
当の本人はつつましい幸せよりもわかりやすい幸せを求めてそうだが。

ちなみにパンジー自体には共通した花言葉として「もの思い」がある。
調べれば調べるほど本当にこの子はパンジーなのか、疑いが晴れない。実はビオラなんじゃ・・・。
しかし、西洋では「陽気さ」という花言葉もあり、こちらを参照した可能性もある。

某漫画の三姉妹の次女を基準として設定されているかもしれないが…

解説１「ランス」
ランス。いわゆる騎士の馬上槍
歩兵が持っている場合はランスとはあまり言わない。したがって、単なる円錐型槍とも言える。
（形状・サイズからして、騎士の馬上槍であるが故にランスとする）
ランスの使用方法は基本は、”騎乗で敵側に突撃したその勢いも付加させて刺突する”
どこぞの18禁ゲームやら絵画作品・WIKIですら「すれ違いざまに」刺突するような話が多々見られるが、戦争においては非現実的。
（そもそも件の18禁ゲーム所謂ジョストはあくまでも試合（模擬戦）であり、お互いの馬が走るコースを柵で仕切られている事さえ多い。しかし当然ながら実戦ではジョストの様にお行儀よく戦うなんて事はありえない）
　実際には、走行先にランス先端を突き立てて突進することをメインにしている。場合によっては投擲もする。（特に退却時）
最終的には槍歩兵とのリーチ勝負でランスは惨敗し姿を消す。（３ｍ　VS　７ｍ）
　それでもランスが有名なのは、ランスが騎士の身分の象徴性である家紋・紋章などを戦場で大々的に掲示する手段として重要性をもっていたからであろう。騎士が身分・紋章を表す手段としては盾があるが、ランスを用いる場合では盾装備が困難であるが故に、必然的にランスに象徴性を持たせる必要があり、現実にランスの全盛期から衰退期までランスの先端部分に”記章”が掲げられることが多かった
　なお、イエローパンジー所持のランスのように、ここまで巨大な円錐のランスは重量の都合から稀有。
それ以前に馬上槍を下馬して使う事自体が非現実的（花騎士は馬並みの速度をだせるとも言うが）…と言うか、下馬して戦うなら突撃以外には使い辛い馬上槍よりも普通の槍を使った方が強い。
　同時に断言しておくが、騎士が騎乗する「戦馬」は、普通の競馬で見るような細く速度重視な軽種（体重500kg）ではない。ばんえい競馬で使われる様な太く力強い重種（体重1t）である。
しかも、間違っても馬まで重武装させたりしない。（誤解されているが）

解説２「重装備騎士の没落」
　騎士の重武装ぶりから強力無比の精鋭とのイメージが強いが、戦術的には猪突猛進しか出来ない騎士は、騎射・弓兵と軽装騎兵のコンビネーション戦術の格好の標的でしかなかった。
欧州騎士がそれを目の当たりにするのが、13世紀のモンゴル襲来（日本の元寇より少し早い）であるが、その惨敗ぶりで学習することもなくその後、イスラム軽装騎兵で再び累々と屍を重ねることになる。
（「騎士道」云々は「平和な時代でも（戦争で活躍しなくても）尊敬される騎士」を作り上げる為の後付け設定である（武士道も同じ））
騎士が戦術的な劣位を自覚し是正に至るには、己の支配する領民の反乱蜂起を待つことになる。