さて、元ネタに書いたとおりダリアの花弁には16種類あります。
これはアメリカ・ダリア・ソサエティと呼ばれているところが決めたもので、以下のように分かれています。
1,フォーマル・ディコラティブ(幅広い花弁の万重咲き)
2,インフォーマル・ディコラティブ(花弁に変化のある万重咲き)
3,ストレート・カクタス(細花弁の万重咲き)
4,インカーブド・カクタス(細花弁が内側に彎曲(わんきょく)したもの)
5,セミ・カクタス(ディコラティブとカクタスの中間)
6,ポンポン(管状の花弁が球状に万重咲きになったもので大きさが5cm程度)
7,ミニチュア・ボール(5~9cm程のポンポン)
8,ボール(9cm以上のポンポン)
9,アネモネ(丁字咲きのキクに似た花)
10,シングル(一重咲き)
11,オーキッド(一重で花弁が丸く細まった物)
12,コラレット(花弁のもとに副花弁があるもの)
13,ピオニー(半八重咲き)
14,ウォーターリリー(スイレンに似た花)
15,フリルド(花弁の先がレース状になったもの)
16,ノベルティダリア(1~15以外のもの)
この中で、コラレット咲きと呼ばれる花は花弁と副花弁で花の色が違ったりするものもあり、更に種類を細かく分けると膨大な数になります。
ダリアという花が如何に数多い品種がある花か、ということが分かりますね。
因みにダリアさんの背後に咲いているのはフォーマル・ディコラティブだと思われます。
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