キンレンカ のバックアップ(No.40)

黒茶色のねこ氏
クリスマスイラスト
あけおめイラスト
ちゃぷちゃぷひょいぱくさん
バレンタインひょいぱくさん

アンデス山脈などの南米高地帯を原産とする、ノウゼンハレン科ノウゼンハレン属（キンレンカ属）の多年草。
真夏を除いた初夏から秋にかけて、黄色や赤の鮮やかな花を咲かせる。
葉は円形でハスの葉に似ることから、漢名で「金蓮花」と呼ばれ、それがそのまま和名となっている。
花がノウゼンカズラに、葉がハスに似ることから、古くは「ノウゼンハレン（凌霄葉蓮）」とも呼んだが、今ではあまり聞く機会はない。
園芸の世界では「ナスタチウム」という名前が使われることが多いが、これは本来オランダガラシ（いわゆるクレソン）を指す学名である。
アブラナ科のオランダガラシとは近縁というわけではないのだが、キンレンカは食用とすることができるハーブであり、
葉にカラシ油を含むためにクレソンと似た爽やかな辛味を持つので、この名前で呼ばれるようになった。
葉の他にも茎や花も食べることができ、サラダやスープなどにして食べられる。
蕾や果実をピクルスにするとケーパーの代用にもなり、未熟な種子はすりおろすと、わさびに似たツンとした風味の香辛料になる。
食欲の秋にぴったりな、おいしく食べられる花である。ひょいぱく、ひょいぱく。

ノウゼンハレン属の学名"Tropaeolum"はギリシャ語の"τρόπαιον(tropaion)"から来ている。
これは古代ギリシャ及びローマにおいて、戦争に勝利した際に神々への感謝を捧げるため、
討ち取った敵の武具一式を立てかけて作った戦勝記念碑のことで、英語の"trophy"の語源でもある。
キンレンカの花を兜に、丸い葉を盾に見立てて、このように名付けられたと言われている。

解説１「特定困難な武器」
　ハクモクレンの次に分類困難
サイズからすれば、ツーハンドソード（両手剣）なのだが、取り扱いが片手剣なのは花騎士世界が故のお話だろう
一般的に中世の欧州兵士は、ブロードソード＋バックラー（進化後のロイヤルプリンセスの兵装）が一般的で、バックラーとブロードソードのコンビネーションによる戦闘手法が標準的であり、マニュアル的（仔細はロイヤルプリンセス女史参照）
なお、剣身（ブーレド）と柄（ヒルト）の間にある部分を　リカッソ　と呼ぶが、これは、刀剣の手入れから生じた部位で、後に高い装飾性を持つ芸術性の高い刀剣には華美なリカッソが登場する。キンレンカの剣はリカッソが刀身サイズからして実戦向けではなく装飾用レベルである
　盾は出自などを表象させることが多いが、花騎士の家紋などは不明なので、出自云々などは不明
ところで盾は防御を主目的とした印象を受けるが、本質的には相手の攻撃性を制限させることによって優位性を少しでも高めようとするのがメイン
「盾の発展」が乏しい日本では想像できないが、盾はその用途で対戦相手の攻撃のベクトルや手段を特定制限させやすい。接近戦に持ち込むための手段として体当たりの補助・射撃性兵器の威力軽減・無効化などを用途にしている
時には盾を投げつける方法も用いられただろうが、この場合は奇襲攻撃であって、キンレンカのような使い方は想定外
ただ、スキル画像では盾を投げつけて、接近戦に持ち込んでおきながら、せっかくの両手剣を片手で取り扱っているのだから、勿体無い話
もっと言えば、ここまで大型の振り回す性質である片手剣でマント装着していると、マントが邪魔になるのは避けられない（風向き次第では刀剣に巻きついて著しく扱い困難）
　ところで、鍔（つば）がない剣の取り扱いは難しい。彼女の剣術はおそらく独自なものだろうが、よほどの筋力と技量の持ち主なのだろう