ハゼ(ハゼノキ)は花というよりは大樹、雌雄異株の高木で、樹高は10mほどになる。
樹皮は灰褐色から暗赤色。開花は5-6月頃、秋になると実が熟し褐色系の色となる。
(ハゼちゃんの着物の褐色ベースは実を想定してか?)
ハゼの日本への渡来は安土桃山時代。1591年に中国南部から輸入され、ろうそくの蝋を採取する目的で
栽培されたのがはじまりとされる。また、江戸時代になると鹿児島・薩摩藩、長崎・島原藩、山口・長州藩
などで率先して育成され広まっていったとされる。
現在は、蝋燭の他には坐薬や軟膏の基剤、ポマード、石鹸、クレヨンなどの原料としても利用される。
花言葉は、「真心」
※ なんでハゼちゃん、ろうそくもってるの?
ウルシ科のハゼ(ハゼノキ)の果実から果肉や種子に含まれる融点の高い脂肪を圧搾するなどして
抽出した広義の蝋を「木蝋(もくろう)」または「生蝋(きろう)」と呼ばれる。
要は、ハゼは蝋燭の原材料にも該当する。
特に、江戸時代の長崎・島原藩は経済振興策として、ハゼノキの栽培と木蝋製造を推進したといわれ
昭和になってからさらに選抜された品種「昭和福櫨」は、長崎・島原地方の伝統工芸品の一つにも
なっている。
※ なぜハゼちゃんは埴輪もってるの?
前方後円墳で有名な仁徳天皇料でも有名な大阪府堺百舌鳥にある「百舌鳥古墳群」にある古墳の一つに、
武人埴輪など多くの埴輪が出土されている「土師(はぜ)ニサンザイ古墳」が存在するが、この「ハゼ」は
植物のハゼではなく、当時の古墳周辺に住んでいる豪族の名前「土師氏(はぜし・はじし)」から来ている。
ちなみに、土師氏は埴輪制作集団であるとともに、古墳造営の指揮や大王の葬送儀礼に従事する集団でも
あったといわれる・・・よって、運営のダジャレネタか勘違いから由来が来てる可能性が高い。
ただ、ここまでネタにするなら、デカハニワからは口からビームではなくて、小判爆弾を口から大量に吐き散らすべきだったと思う。そういう点では詰めが甘いと思われる。
理由は、ハゼの果実の核が、飴色で強い光沢があり、俗に「きつねの小判」や「ねずみの小判」とも呼ばれたため。
せめて小判ネタも入れるために、探索シーンの追加レアSDではハゼちゃんと埴輪たちが小判ざっくざくで喜んでるシーンがあったらと願うばかりである。
ちなみに、埴輪だからといって某ハニーなあア○スソフトとは無関係ではある。決してグランドクエスト・グランドハーレムみたいな事はない。
でも、寝室シーンにはちゃっかりハニホー(がしゃん・・・埴輪がいたりする。アリ○ソフトネタかよ・・・w
※ 魚にもハゼあるよね?
植物のハゼ→「櫨」
魚のハゼ→「鯊」・「沙魚」・「蝦虎魚」
イネなどの穀物を干す設備のハゼ→「稲架」
漢字って難しいね・・・
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