ハナモモ のバックアップ(No.105)

パラメーター、アビリティ、戦闘スキルと姉様を踏襲しつつも、レアリティ相応に上位互換と評しても異論は無いだろう。
とりわけHPと攻撃力が高く、戦闘スキルは単体型ではあるものの、威力倍率は最大で5.4倍にも達する。
防御力の低さに目が行くが、本作は装備による防御力上昇のウェイトが大きいため、気にするほどではない。

なおハナモモの単体スキルは好感度によって威力が増減する特殊仕様の物にであり、そのせいか高防御の敵に対しての計算が違う模様。
他のキャラが1点のダメージしか与えられない敵に対し通常で5点程度、経過バフ等で火力を積めば20点前後のダメージを叩き出せる。
普段はあまり意味のない能力となるが、一部の特殊な敵を相手にする際に役立つ事もあるだろう。

個の能力よりも、寧ろ群の戦力向上に長け、好感度を参照するバフは作中屈指の上昇値を示す。
『PTメンバーの攻撃力がそれぞれの好感度に応じて最大20%上昇』のアビリティを保有するのは彼女とナデシコとクリスマスローズのみ、進化後に習得する防御バフに関してはブラックバッカラと同等。

開花すると元々あった攻撃力及び防御力アップのアビリティが少々強化され、クリティカル率及びダメージ、対ボス攻撃力、ボスダメージ上昇を新規で取得する。
対ボス時の攻撃力42%上昇はクリティカル持ちでは高い方であり、クリティカル及びボスダメージの2重乗算持ちでもあるためPTへの火力貢献度は非常に高い。
ただ、クリティカル率が15%と少々低めの値であり、スキル発動率を補助する物もないので少々編成に組み込み辛い物となっている。
ウメやクガイソウ等のクリティカル率が高めのキャラでフォローしてあげるか、多少妥協するかは手持ちのキャラを見ながら判断する必要があるだろう。
また、防御力アップアビリティに内包されるHP1で耐える能力によりちょっとした耐久戦闘も可能となっている。
幅広い運用が可能なキャラであるため、お迎えした場合は彼女をどう運用できるかを考えて見るもの面白いのではないだろうか。

あかりをつけましょ ぼんぼりに
お花をあげましょ 桃の花
五人ばやしの 笛太鼓
今日はたのしい ひな祭り

ハナモモとは、花を鑑賞するために改良されたモモで、花つきがいいためよく庭木に利用される。分類としては、バラ目バラ科サクラ属である。
原産地は中国北部とされており、江戸時代の品種改良を経て今のハナモモに至る。
花期は３月から４月で、サクラより早い。また、花色は主に赤、桃色、白の三つで、紅白咲き分けもある。
ハナモモと一口言っても、色々な品種があるので、下に紹介する。

・ヤグチ（矢口）
江戸時代に品種改良されてできたハナモモの有名な品種である。
葉っぱの先が尖っている。いわゆる鋭尖頭である。
早咲き（３月中旬）の八重咲きで、淡紅の中輪花はまさに「気立てのよさ」を表しているよう。キャラデザインから、おそらくハナモモちゃんはこのヤグチを元にしていると思われる。
また、葉えきに花をつける。

・ゲンペイシダレ（源平枝垂）
同じく江戸期より見られるハナモモの一種である。
４月上旬に咲き、紅白咲き分けの八重咲きが特徴的で、絞りの花を花房状に垂れた枝につける。
画像を探してみれば、まさに美しいの一言に尽きる。

・ホウキモモ
名前どおり、枝がホウキ状に直立するのが特徴のハナモモである。江戸期に作られた。
花期は４月上旬で、大輪の花を咲かせる。まったくかわいらしい。
八重咲きで葉えきに花をつけ、白、紅、紅白咲き分けがある。

・キクモモ（菊桃）
同じく４月上旬に咲くハナモモである。
花つきがよい八重咲きで、花弁が細く切れている。菊を思わせる独特の花形で見分けることができる。
赤に近い濃桃色の花を咲かせる。

・ザンセツシダレ（残雪枝垂）
白色の大輪の花を花房状に垂れた枝につける、雪のように美しいハナモモである。
４月上旬が花期の八重咲き。

・カンパク（関白・寒白）
３月中旬に大輪の花を咲かせる、白色のハナモモである。葉えきに花をつける。
八重咲きで、清楚さとかわいらしさ両方備えている。
ちなみに、葉は広倒披針形か楕円状披針形である。

以上、ハナモモの主な種類を紹介した。
ハナモモは花つきを重視した園芸品種なので、実が小さく、食用に向かない。
もう一度言うが、実が小さい。決して他意はない（ごくり）
江戸期に作られたこともあって、モモねえさまより幼いのも当然。
団長の皆さま、ぜひかわいい花を咲かせる彼女を愛でてください。

園芸品種なので、スペースに余裕のある団長さまは育ててみてはどうだろうか。
難易度は中級者向けではあるが、それほど難しい訳でもないので、チャレンジに値すると思われる。
春に幸せを運んでくる。育てればあなたの騎士団にも訪れるかもしれない。
ここで、簡単に育て方を紹介してみよう。

植え付け：耕土が深く水はけのよい肥沃な土壌が適する。地下水の高い庭では水はけを図るよう高植えとすることが大切。１２月から１月が適期で、過ぎると春の萌芽が遅れる。植え穴には堆肥を１０～２０リットル入れ、土とよく混ぜて高植えとし、支柱をしっかり取り付ける。
整枝・剪定：樹冠内部への通風、採光を図る。１２月下旬から１月に剪定を行う。その際、太い枝の切り口には保護剤を塗って腐敗を防ぐ。混み合った枝、不要な枝を中心に整えていこう。
四季の管理：移植を好まず、植え付けて５～６年経過した株の移植は困難である。施肥は油粕（アブラナさん……）と骨粉を半々に混ぜたものを１月下旬～２月上旬に。また５月上旬に粒状化成肥料を追肥する。
苗の増やし方：３月に接ぎ木、または８月～９月上旬に芽接ぎで増やす。実生も容易ではあるが、親株と異なった花になってしまうので注意を。
病害虫：比較的多く見られるので、早めに駆除、防除していった方がよい。コスカシバ、縮葉病には要注意。

よく枝伸びするので、気のある団長様さまは、矮性種以外は鉢植えをお忘れなく。また、庭植えであれば、ひどい乾燥期以外は水やり不要である。

ちなみに、ハナモモ（モモ）は自治体の花にも指定されている。
・宮城県の名取市（町の花）
・茨城県の古河市（町の花）
・岐阜県の揖斐川町（町の花）
・埼玉県の八潮市（市の花）

ハナモモとひな祭りは縁の深い関係にあるが、「お花をあげましょ桃の花」の品種は上に書いたヤグチである。
分布というのも東北から沖縄まで。広く親しまれているんですねハナモモちゃん。
花言葉はまさに本人の言っているとおり、「気立てのよさ」、「恋のとりこ」、「恋の奴隷」、「あなたに夢中」である。勝手に恋とロリを置き換えるな。

そういう訳で、どうぞその強さと共に、かわいくて貴重なロリロリな彼女を大切にしてあげてください。

〈参考文献〉
書籍
・安藤通男.『庭に植えたい樹木と草花』.池田書店.2013年.
・船越亮二他（執筆者）、鈴木哲（発行者）.『くらしを楽しむ庭木の本』.講談社.2014年.
・本田正次、林弥栄、古里和夫.『原色園芸植物図鑑Ⅱ』.北隆館.1988年.
ウェブ
・花ひろば.「ハナモモ　矢口　記念樹　専門店の苗木通販　販売　花ひろば」.花ひろば.〈http://www.hanahiroba.com/〉2015年5月19日参照.
・ウィキペディア一部参照

※真にちっちゃい花騎士

• ★6
  ハナモモ、ネリネ、デージー、ヘレニウム、ビオラ、ヤドリギ、ニシキギ、ハツユキソウ、ハギ、シロタエギク、ビワ、ポーチュラカ、カカオ、クルクマ、クコ、フリージア、ツツジ、ステラ、コランバイン、クルミ、コオニタビラコ、ウサギゴケ、ウサギギク、カヤナ、ネペタ、ヒナソウ、モンヨウショウ、イタドリ、コンボルブルス、プミラ、クワイ、バードック

• ★5
  オトギリソウ、サンカクサボテン、ランタナ、ポインセチア、ヘリオトロープ、デルフィニウム、サイネリア、シンクライリアナ、イヌタデ、フクシア、ライオンゴロシ、プルメリア、イカリソウ、ストレリチア、カルセオラリア、ハゼ、ブルーエルフィン、クリスマスベゴニア、ハコベラ、オナモミ、コデマリ、ハナイ、サンデリアーナ、バイカモ、ミズバコパ、ヤクノヒナホシ、カンヒザクラ、レオノチス、パキラ、カカラ、ヘナ、チューベローズ、キツネノボタン、ルコウソウ、クランベリー、ヘチマ、アナナス、スキラ、アンゲロニア、スミシアンサ、アキメネス、エビネ、バーベナ、ナツメ、ヒメオドリコソウ、スグリ、リクニス、ハルジオン、ユズ、エキザカム、ハマナス、コナラ、スノーベリー、プルーン、プルモナリア、ゴールドバニー、チェッカーベリー、ディル、ソリダゴ、キャロット

• ★4
  タンポポ

• ★3
  マリーゴールド

• ★2
  パープルパンジー、イチゴ、シクラメン、ミント、ミツガシワ、ツワブキ

※胸だけちっちゃいロリじゃないキャラ

• ★6
  ウメ!!!←「たっ、断ち切るっ＞＜」
  ナデシコ、クロユリ、ペポ、クリスマスローズ、ムラサキハナナ、クガイソウ、タラゴン、デュランタ、フリチラリア、ネムノキ、フウロソウ、クマツヅラ、ブリオニア、ジューンベリー

• ★5
  ラベンダー、ヤマユリ、ヒメユリ、カタバミ、ディプラデニア、リンドウ、ボタン、センリョウ、リンゴ、トリカブト、ヒメリュウキンカ、レインリリー、リシアンサス、ツキトジ、リムナンテス、ニゲラ、ヨメナ、フェンネル、スズナ、チトニア、シバザクラ、アズキ、コーレア、マイヅルソウ、バイカソウ、バーゼリア、キジムシロ、キャッツテール、ヒペリカム、シイタケ、ヘムロック、サントリナ

• ★4
  アブラナ、ホワイトチューリップ、ハイビスカス、タイリンオモダカ

• ★3
  アサガオ、キンモクセイ

• ★2
  マーガレット

※番外編：胸以外ちっちゃいロリ巨乳（？）キャラ

• ★6
  ウサギノオ、イベリス、シャボンソウ、グロリオサ

• ★5
  ススキ、ホーリー、ラナンキュラス、オキザリス、オリーブ、オトメギキョウ、ルドベキア、キウイ、スズシロ、クローバー、ディアスキア、イソギク、ロエオ、アンチューサ、ミズキ

• ★4
  カイコウズ

• ★3
  ニワゼキショウ

• ★2

余談ではあるが、ハナモモ（＆モモ＆キルタンサス）の実装週にＤＭＭオンラインゲームランキングR18側にて初めてアイギスを倒して１位を奪取した。これによりR18側では１位の常連の布石となった。
ちなみに、艦これを倒して一瞬だけDMM一般側のランキング１位になったのは★6確定スペシャルチケット初実装週だったりする。