#author("2016-10-08T14:52:55+00:00","","") *No.180 アプリコット [#o46883b7] #region(''進化後'') &attachref(アプリコット(Apricot)杏花-2.jpg,nolink,); #endregion |>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:|c |>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|~''プロフィール''| |>|>|>|>|>|>|>|&attachref(アプリコット1.png,nolink,);|~''名前''|>|>|アプリコット| |~|~|~|~|~|~|~|~|~''レアリティ''|>|>|[[★★★★★★]]| |~|~|~|~|~|~|~|~|~''属性''|>|>|COLOR(purple):魔| |~|~|~|~|~|~|~|~|~''好きな物''|>|>|本| |~|~|~|~|~|~|~|~|~''品種''|>|>|バラ科| |~|~|~|~|~|~|~|~|~''所属国家''|>|>|ブロッサムヒル| |~|~|~|~|~|~|~|~|~''花言葉''|>|>|臆病な愛、乙女のはにかみ、他| |~|~|~|~|~|~|~|~|~''SD''|>|>|&attachref(アプリコット(杏花)SD.gif,nolink,);| |~''自己紹介''|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|''アプリコット、です。えっと、自己紹介しますね……?&br;花言葉は「臆病な愛」「疑い」「疑惑」。はい、その通りな感じです。&br;恋愛とか色んなことを疑っちゃって、&br;もしかして気分、悪くさせちゃうかもしれませんけど……。&br;その時は、ごめんなさい……。''| |>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|~''ステータス &size(4){(基本値+好感度100%ボーナス) =合計値};''| |~''進化''|~''Lv''|>|~''HP''|~''計''|>|~''攻撃力''|~''計''|>|~''防御力''|~''計''|~''移動力''| |~''前''|1|1700|+1680|COLOR(red):''3380''|700|+780|COLOR(red):''1480''|470|+360|COLOR(red):''830''|700| |~|60|6400|~|COLOR(red):''8080''|2400|~|COLOR(red):''3180''|1000|~|COLOR(red):''1360''|~| |~''後''|1|5900|+3360|COLOR(red):''9260''|2450|+1560|COLOR(red):''4010''|880|+720|COLOR(red):''1600''|~| |~|70|12400|~|COLOR(red):''15760''|5050|~|COLOR(red):''6610''|1600|~|COLOR(red):''2320''|~| |~''咲''|~|~|+5400|COLOR(red):''17800''|~|+2412|COLOR(red):''7462''|~|+1020|COLOR(red):''2620''|~| |>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|~''スキル&アビリティ''| |>|~''戦闘スキル''|>|>|>|散華・プレヌフロレゾン|>|>|>|>|>|24%(Lv1) → 34%(Lv5)| |~|~|>|>|>|>|>|>|>|>|>|敵全体に2.2倍のダメージを与える| |~|~|>|>|>|>|>|>|>|>|>|戦闘スキルアニメ&br;&attachref(アプリコット(散華・プレヌフロレゾン).gif,nolink,);| |>|~''アビリティ''|>|>|>|>|>|>|>|>|>|戦闘中、パーティメンバーの攻撃力が15%上昇| |>|~''進化アビリティ''|>|>|>|>|>|>|>|>|>|攻撃を受けた時、100%の確率で反撃し、防御力を攻撃力に変換して2倍のダメージを与える| |>|~''専用装備''|>|>|>|臆病な愛の耳飾り|>|>|>|>|>|攻撃力+258 防御力+42| *アプリコットについて [#q3f61430] &color(#ffb6c1){'''「''いつか、万能薬みたいな医者になれたらって…思ってます。&br; そのためにナンテンさんに弟子入りしたいんですけど…恥ずかしくて、なかなか話しかけられなくって…''」'''}; 2016年3月18日にガチャのラインナップに追加された★6COLOR(purple){魔}属性キャラ [[緊急任務 桜戦線は突然に]]にて、[[ヨモギ]]・[[ホップ]]・[[ヘザー]]・[[ナナカマド]]と共に登場した。 医者志望で[[ナンテン]]に憧れており、弟子入りしたいと考えているが内気な性格が災いしてか中々切り出せない様子。 酷い猜疑心の持ち主で、実は両親に騙されたのが原因で現在の性格となったことが好感度MAX時のイベントで語られる。 ジャムを作るのが得意で、パンにはジャム派。バターやマーガリンは許されないらしい。特にマーガリンは「敵」とまで言うほどの拘りがある。 これもきっと団長に自分の作ったジャムでパンを食べてもらいたいという愛ゆえ。 %%でもたまにはマーガリンやバターも塗らせてください。%% スキルは★6標準の全体攻撃、アビリティも★6標準の攻撃バフと★6の反撃、 ステータスも★6トップクラスのものはないが低いものもなく、高水準。 反撃の回数に影響するHPもアンプルゥ抜きで15760と十分にある。 全体的に見て無難な性能であり、期待通りの★6の強さを見せてくれる。 移動力は700と高いので、必要に応じて鈍足キャラを同じパーティに組み込もう。 もちろん鈍足キャラの牽引役として考えてもよい。 ボス戦に強い単体スキルや3回攻撃スキルを持つ鈍足の★6である[[サクラ]](移動力335)、[[アネモネ]](移動力400)、[[ヤマブキ]](移動力430)とは 移動力を平均化できる以外にも、[[サクラ]]とは属性が一致、[[アネモネ]]は同じ反撃持ちで防御バフ持ち、[[ヤマブキ]]も高倍率の防御バフ持ちと相性は良好である。 なお、アプリコットの実装によって100%の確率で2倍の反撃ができる花騎士が5人となった。 見事揃えられた団長は必ず反撃できる隙のない反撃パーティを作ることが可能になったが、他の構成メンバーの移動力が [[アネモネ]](400)、[[ヤドリギ]](450)、[[ポピー]](450)、[[ヘレニウム]](500)と低めであり、 アプリコットの移動力700は非常にありがたい。彼女のおかげで100%反撃パーティの移動力が500まで持ち直す。 反撃の確率100%に拘らなくても、反撃持ちは鈍足のキャラが多く、 移動力600の快足キャラが実装され始めたのは最近(2016年2月~3月)。 そしてこのアプリコットの700は、反撃持ちの中でも現在最速を誇っている(2016年3月18日時点)。 →2016年7月15日のアップデートで開花した[[エノコログサ]]に反撃アビリティが付いたため、反撃持ち最速の座は譲ることになった。 illust:[[暴力にゃ長(外部リンク:Twitter)>https://twitter.com/CloverWorkshop/status/710785027412353024]] #region(''追加モーション'') &attachref(アプリコット_喜び.gif,nolink,); 2016/3/28のアップデートにて両手に串だんごを持つ喜びモーションが追加された。 だんごを振る動きとゆらゆら揺れる動きはランダムに切り替わるので、 見たい方になかなか切り替わってくれないこともある。 #endregion #region(''表情差分(進化前)'') |CENTER:|CENTER:|CENTER:|c |~平常時|~喜び|~哀しみ| |&attachref(アプリコット1_常.png,,70%,);|&attachref(アプリコット1_喜.png,,70%,);|&attachref(アプリコット1_哀.png,,70%,);| |~怒り|~照れ|~驚き| |&attachref(アプリコット1_怒.png,,70%,);|&attachref(アプリコット1_照.png,,70%,);|&attachref(アプリコット1_驚.png,,70%,);| #endregion #region(''表情差分(進化後)'') |CENTER:|CENTER:|CENTER:|c |~平常時|~喜び|~哀しみ| |&attachref(アプリコット2_常.png,,70%,);|&attachref(アプリコット2_喜.png,,70%,);|&attachref(アプリコット2_哀.png,,70%,);| |~怒り|~照れ|~驚き| |&attachref(アプリコット2_怒.png,,70%,);|&attachref(アプリコット2_照.png,,70%,);|&attachref(アプリコット2_驚.png,,70%,);| //画像を切り取るサイズは300×300くらいが推奨です。 #endregion #region(''元ネタ解説'') &attachref(./アプリコット写真2.jpg,50%); ※杏は梅に似ており、桜と比べ小ぶりでかわいいです。(撮影者) '''あんずよ''' '''花着け''' '''地ぞ早やに輝やけ''' '''あんずよ花着け''' '''あんずよ燃えよ''' '''ああ あんずよ花着け''' アプリコット(apricot)とは英語でアンズのこと。バラ科サクラ属の落葉高木。 [[ウメ]]とはかなり近縁であり、春に咲く白い花はウメとそっくりである。見分けられるポイントは、赤い萼が反り返っていること。花期もウメに比べてやや遅め。 果実はウメと比べると大きく、熟すにつれて独特の香りと甘みが出てくるが、酸味も強いため基本的に生食には向かない。 主にドライフルーツやジャム、シロップ漬けなどに加工するが、ハーコットやゴールドコットといった品種のように、甘みが強く生食にも向くものもある。 一般に日本や中国で改良された系統は酸味が強く、欧米で改良された系統は甘味が強い傾向にある。特にアプリコットというと西洋系の甘いアンズというイメージも強い。 冷涼な気候を好み、日本における主な生産地は青森県や長野県と、[[リンゴ]]の生産地にほぼ重なる。生産量日本一は長野県の千曲市で、あんずの里として知られる。 世界的に見ると、トルコやイランなど、西アジアから地中海沿岸地域での栽培が盛ん。アメリカのカリフォルニア州も世界的な産地として有名である。 青森県や岩手県では、ウメの代わりにアンズを赤紫蘇で漬けた、梅干しならぬ杏干しが伝統的に作られており、梅干しといえばコレのことというほどよく食べられている。 このレシピが誕生した経緯も、昔からウメだと思って漬けていた八助梅という品種が、よく調べてみたらアンズだったんだとか。 ウメとアンズは互いに交雑しやすく、特に東洋系の品種にはその痕跡が見られ、このように混同されることもある。ウメとアンズの交配種は豊後梅や杏梅とも呼ばれる。 アンズの起源には謎が多い。中国から中央アジアにかけての山岳地帯が原産と言われているが、諸説ありはっきりとしない。とにかくアジアのどこかということが分かっている程度である。 '''"Prunus armeniaca"'''という学名も、かつてはアルメニア原産と考えられていたことに由来している。ドゥドゥクと呼ばれるアルメニアの民族楽器は、アンズの木で作った笛である。 人間との関わりあいは古く、2000年から3000年前、もしくは4000年前には既に中国で栽培が始まっていたとされるが、 5000年前にインドで栽培されていたという説もある&color(gray){(捜査のプロが分析)}; シルクロードを通って中央アジアへと伝わり、その後アレキサンダー大王の大遠征によってヨーロッパにもたらされたといわれている。 日本への伝来は奈良時代のことで、万葉集にも唐桃(からもも)という名前で歌われている。 現在では主に食用とされるアンズだが、かつてはウメと同じく薬としての利用が主であった。種を割った内側の核を杏仁(きょうにん)と呼び、鎮咳・去痰などに用いた。 この効果はアミグダリンという成分によるもので、体内で加水分解されることでシアン化水素、いわゆる青酸を生じ、呼吸中枢を抑制することによる。 従って、正しく摂取しなければ当然毒にもなるわけで、最悪の場合は呼吸停止に陥る可能性もある。 余程大量に食べない限りは問題ないだろうが、薬である以上は用法用量を正しく守る必要がある。 近年では杏仁を健康食品として、生活習慣病やがんの予防などを謳っている製品も見かけるが、 これらの効能については否定的意見もあり、毒性があることも考えると、安易な摂取はお勧めしがたい。 杏仁といえば、独特の芳香をもつため、薬だけでなく食材としても使われる。早い話が杏仁豆腐のことである。 もともとは薬である杏仁を飲みやすく加工したものが杏仁豆腐なのだが、現代のスーパーやコンビニで買えるような安価な杏仁豆腐では杏仁は使用しておらず、 アーモンドエッセンスやパウダーなど(アーモンドもバラ科サクラ属の近縁な仲間)で香りを再現しているものが多い。 #endregion #region(''アプリコット・リキュールとアプリコット・ブランデーの違い+アマレットについて'') お酒に「アプリコットブランデー」と「アプリコット・リキュール」とそれぞれ別の呼ばれ方をするお酒がある。 これらに違いはあるのか。 まず「アプリコット・リキュール」とは、何らかのお酒(ウォッカが多い)にあんずを漬け込んであんず味を加えたお酒のこと。 杏露酒(シンルチュウ)なんかもこれ。 それに対し「アプリコット・ブランデー」には2つの作り方があるようで、 -1.前述のアプリコットリキュールを作る際に、漬け込む元となるお酒をウォッカなどではなくブランデーを用いた場合に「アプリコット・ブランデー」と言う場合がある。(このお酒はアプリコットリキュールと呼ぶ事も可能。) -2.通常のブランデーは元を正せばぶどうから作られるが、これをアプリコットに替えて作った場合にも「アプリコット・ブランデー」と呼ばれる。(こちらのお酒は「アプリコットブランデー」としか呼ぶ事ができない。) 最初のアプリコットリキュールは、ルジェ・ラグート社のクレーム・ド・アプリコット、 1.のアプリコットブランデーは、ボルス社のアプリコットブランデー、 2.のアプリコットブランデーは、ZETEA社のパリンカなどが該当すると思われる。 つまり、1だけを指して言えば違いは無いとも言えるが、アプリコットリキュールと1と2を比べて言えば違いはある。ややこしい。 <アマレットについて> アマレット(Amaretto)とは、アーモンドのような香りを持つリキュール。杏仁(杏仁豆腐等にも使われるアンズの核)を使用しているものが主流。Amarettoとはイタリア語で「すこし苦いもの」という意味。 アマレットの元祖であり、アマレットの中で最も有名なブランドである、アマレット・ディ・サロンノ(Amaretto Di Saronno) により誕生したこのお酒は、 ミラノ地方の菓子のアマレッティに香りが似ていたことから「アマレット」と命名されたとも言われている。 (なお、日本の輸入業者であるサントリーでは「ディサローノ」の表記を用いている。) #endregion #region(''武器解説?'') 三色団子はお花見の時に食べられる串団子で、上から順に赤(桃色)、白、緑の三色の団子が連なっている。 三つの色の意味は、 赤→春、白→冬、緑→夏で季節を表す(秋がないので飽きない)という説や、 赤→桜、白→春霞、緑→新緑で全て春を表すという説、 あるいは赤→つぼみ、白→花、緑→葉と桜の色の移り変わりを示すという説など、諸説あるもよう。 ちなみに、「とうとう団子を持って戦う子が……」と団長たちが頭を抱えたアプリコットだが、 進化前の団子と進化後の団子をよく見比べてみてほしい。 進化前の団子(本物?)に比べて進化後の団子(武器?)は串が豪華になっており、 色合いや質感も少し作り物っぽく見えないだろうか? そもそもアプリコットは食べ物を粗末にするような子ではないので(バター、マーガリンは除く) 武器として使っているのは本物の団子ではなく「団子形ステッキ」なのかもしれない。 COLOR(gray){真実は絵師さんのみぞ知る?} &attachref(アプリコット_スキルモーション.gif,nolink,); #endregion #region(''気血水と漢方と東洋医学と西洋医学について'') アプリコットが敵との戦いに臨むとき口にする"気血水"とは、漢方医学における人間の構成材質で最も多い3つの要素「気」「血」「水」を表す言葉である。 「気」は、大気や食物から取り込まれ体を巡る生命エネルギーのこと。 「血」は、血液および血液によってもたらされる栄養分のこと。 「水」は、血液以外の体液のこと。 気血水が整っている(=3つのバランスが取れていて、かつ、滞りなく巡っている)状態が最良とされており、 漢方の調剤師はその状態を目指し、適切な漢方を処方するというのが漢方医学の基本的なスタンスである。 当然、その性質上、西洋医学とは考え方や治療方法が大きく異なる。 西洋医学は攻撃型の医療とも呼ばれ、基本的には以下の二つを根底において治療を行う。 1.病気の根源を細分化して徹底的に検査し、病原を究明する 2.見つけた病原を薬で攻撃する。薬で駄目なら病巣を切除する その為、体力のない患者は病気は良くなっても薬の副作用で体力がなくなり回復が難しくなる。 また、病巣は切除できたけれども身体全体のバランスが崩れて人間としての生活が難しくなるケースがあるなど、治療にダメージが伴うデメリットがある。 しかし、伝染病のような場合には、前もってワクチンを投与しておく事で病気による症状を軽減または発病そのものを防ぐ事ができる等、病気に対して非常に有効な場合が多い。 いずれにせよ、どちらも利点と欠点があり、状況に応じて必要な処置を早めに受けることが肝要なのである。(キャラクエの団長のように症状が出てからでは手遅れです。) #endregion #region(''万能薬とは'') そもそも万能薬とは何かというと、その語義上「何にでも効く薬」であり、医者に限らず人類の夢でもある。決して、何でも治せる医者を指す言葉ではない。 古くは、1516年から1526年頃にかけてヨーロッパ各地を遍歴した、錬金術師パラケルススの発明品"エリクサー"。 中国の道教で、仙人になるための霊薬を作る術である「錬丹術」の最終到達点、不老不死の薬"仙丹"。 形は違えど、皆、共通して言えるのは「不老不死になる」「病気やケガが一瞬で治る」など人知を超えた不思議な薬のことである。 当然、現代の薬学は万能薬の存在に否定的である。&color(gray){%%「万能薬なんてありませんよ・・・ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから」%%}; ところが、否定的なのはあくまで21世紀初頭以降になってからの話で、20世紀以前は民間人・医療従事者関係なく意外と万能薬を期待してきた。 例えば、[[この子>http://xn--eckq7fg8cygsa1a1je.xn--wiki-4i9hs14f.com/index.php?%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%A1%E3%82%A2%EF%BC%88%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%83%AA%EF%BC%89]]が度々口にする黒くて甘い飲み物"コカ・コーラ"。 こいつは当時、負傷兵のモルヒネ中毒を治すための万能薬を目的として開発され、紆余曲折あって今の形に落ち着いたのである。 他にも、若い団長には馴染みが無いかもしれないが、虫刺されなどの外用消炎薬として戦前からロングセラーとなっている"キンカン"。 こいつも、当時は万能薬的外用薬として開発されたものであったそうだ。(実際、他の虫刺され薬より効き目があると筆者はお勧めする。) 更にいうなれば、「百薬の長」という格言でもお馴染みの"酒全般"! 適量飲んで笑って過ごすことはストレスを減らし、心身への好影響などがあるとされる為、 健康全般に良いという意味では「万能性がある」と呼べるかも知れない存在である。&color(gray){%%ただし、ホップさん。貴女は自重してください。%%}; だが、こいつらはあくまで民間レベルの万能薬。20世紀には医学界で万能薬と呼ばれた"とんでもない薬"が発明されていたのである。 そいつの名は"ペニシリン"。『JIN-仁-』を知っている団長なら名前だけでも聞いたこともあるであろう、世界初の抗生物質である。 ペニシリンが完成する前の医学は、現代に比べて製薬技術・手術の技術力、共に比べ物にならないくらい低かった。(だからこそ、万能薬作りが頻繁に行われていたわけだが) 今でこそ想像すらできないだろうが、欧米の病院の医師が「何にでも効く」と瀉血(血を抜いて血液中の有害物質を外に出す手法)だけして、他に何もしないのが日常であったという。 これが、どれほどひどい事か聡明な団長諸兄であれば簡単に理解できるであろう。 つまり、「熱が出れば瀉血」「下痢をしても瀉血」「せきが出ても瀉血」「切れ痔が出来ても瀉血」「鬱になっても瀉血」「AFNにも瀉血」と、何から何まで瀉血ばかりであったのだ。 市民の医者がそうなら、当然、大統領お抱えの医師も同じ考えと考えるのが自然。なんと、不運にも瀉血のやりすぎで鬼籍に入ってしまったという米国大統領もいるのだという。 そんな状況下で生み出された抗生物質は、まさに万能薬そのものであった。医療関係者はそれを「魔法の弾丸」ともてはやし、すぐさま大量生産。 当時は第二次世界大戦真っただ中。欧米で一番問題になっていたことは、兵士たちが戦場で負傷し片っ端から戦死してしまうことだったので、抗生物質はまさに天からの授かり物だった。 抗生物質を処方すれば傷による感染症などはたちまち治ったので、練度不足な新米医師も成果が出せ医療関係者の自信を支えることにも繋がったそうだ。 いつしか医師の間には"抗生物質万能説"的な希望さえ生まれ、「20世紀中に全ての疾患を撲滅できるだろう」などという&color(gray){%%死亡フラグ%%};発言を、 まことしやかに語る医師・医学研究者も多かったという。 そこで聞いていただきたいのがこちらのセリフである。 '''「いいかい優しいだけじゃ人は救えないんだ!!! 人の命を救いたきゃそれなりの知識と医術を身につけな!!! 腕がなけりゃ 誰一人救えないんだよ!!!」 by Dr.くれは''' この言葉が示す通り、抗生物質は万能ではなく当然欠点があった。戦争が落ち着き平和がやってきて外傷患者の割合が激減すると、効果が出ない患者が多くなってきたのである。 それもそのはず、抗生物質はあくまで菌を殺すことが効能であり、菌が原因でない疾患には全く効果を示さないのである。 その後、さらに「万能」である抗生物質が効かない菌まで発見され、とうとう抗生物質の万能感は地に落ちた。 こういった経験から「万能薬など無い」と夢から醒めたのだろう。世界中の医療従事者達は、コツコツ研究を重ね、それが今日の医療技術の発展にとつながってきた。 いつしかスプリングガーデンにも「怪我にも病気にも効く万能薬」が発明されたとしても、それに過信しないでほしいものである。 #endregion #region(''ボイス'') |>|CENTER:~図鑑収録ボイス| |CENTER:~シーン|CENTER:~セリフ| |初登場|あなたが団長さんですか。わたし、アプリコットって言います。漢方薬とかには詳しいんですけど、&br;戦いは怖くて……。でも、団長さんが励ましてくれたらがんばれると思います……から!&br;あの、よろしくお願いします!| |戦闘開始①|敵が来ちゃいましたぁ| |汎用(喜)| えへへ、もっと甘えさせてください| |戦闘開始②|気血水が整ってれば…たぶん…| |攻撃①|やぁぁぁぁぁぁっ!| |攻撃②|あっち行ってぇ~っ| |汎用(哀)|ど、動悸が…| |戦闘スキル①|これで大丈夫でしょうか…?| |戦闘スキル②|なんとか、これで!| |汎用(怒)|ジャムのビンて、硬いんですよ?| |被ダメージ|ひゃあっ| |被ダメージ(致命傷)|団長さん、ごめんなさい| |戦闘不能|やっぱり、ダメでしたぁ| |汎用(楽)|楽しすぎて、ちょっと、恥ずかしいです| |戦闘勝利①通常|こ、これ、勝てた…んですよね?| |戦闘勝利②辛勝|団長さん、私、頑張りましたよ!| |ログイン時①|お帰りなさいです!ちょうど今ジャムを作ってました。美味しく出来てたら、えっと、&br;褒めてもらっても…いいですか?| |戦闘勝利③快勝|これなら、疑いようがないですぅ!| |敵を倒せなかった時①|っ!やっぱりぃ~!| |敵を倒せなかった時②|ダメでしたよぉ…| |ログイン時②|団長さん、風邪かなって思ったら、私に言ってください。&br;特製の葛根湯いつでも準備してますから| |敵を倒した時①|やれましたか?| |敵を倒した時②|う、嘘?ホントに?| |ログイン時③|ヨモギちゃんが、お団子を持って来てくれました。お仕事の前に、一緒に食べませんか?| |ステージ発見|ここ、初めての場所?でも、見たことあるような気も…どうなんでしょうか?| |宝箱|怪我…してませんか?| |会話①&br;(好感度0~29%)|私、薬屋をやってるお父さんとお母さんに騙されたことがあって…&br;それ以来、ちょっと疑い深くなっちゃったんです。ふぁ~…お尻のお肉を胸に持っていく万能薬なんて、&br;あり得ませんよねぇ…| |パーティメンバーに選出①|ホ、ホントに私であってますか…?| |パーティメンバーに選出②|大丈夫…だと…思います…| |装備変更|あの…似合ってるんなら…そう言ってくれると…| |会話②&br;(好感度30~74%)|当然ですけど、万能薬を欲しい人って多いんです。騙されたのをキッカケに、&br;それを知ってから…いつかそんな人たちを、治せる人になりたいって思うようになりました…&br;ぁっ!いえ、胸を大きくする薬のことじゃないです!| |レベルアップ|これなら、いつかナンテンさんに話しかけられそうです!| |進化|団長さんが励ましてくれたから、ここまで来れました。でも、まだ…自信持てなくて…&br;だから、あのぉ…もっと褒めてくれると…嬉しい…です| |1日1回無料ガチャがプレイ可能|新しい人を呼べるみたいです。来てくれたら、記念にジャムを&br;仕込もうと思います| |マイページ汎用①|バターはダメです!マーガリンは敵です!パンに塗るなら、ジャムが一番です!| |会話③&br;(好感度75~100%)|団長さんに褒められると、私とても嬉しくなれちゃいます!&br;でも…疑い深いから、ホントなのか確認してしまって…その度に嬉しくなって、また褒めて欲しくて!&br;団長さんに甘やかされるの、ちょっと中毒性あるかも…です| |マイページ汎用②|いつか、万能薬みたいな医者になれたらって…思ってます。そのためにナンテンさんに&br;弟子入りしたいんですけど…恥ずかしくて、なかなか話しかけられなくって…| |スタミナが全回復している状態|みなさん、元気になったみたいです!甘いもの、疲れに効きますからね| |マイページ汎用③|ヘザーさんにホップさん、それにクチナシさんも…&br;甘いものはお酒に合わないって、お父さん言ってたのに…&br;どうして私やヨモギちゃんにおつまみ頼むんでしょう?| |マイページ放置|団長さん、もしかして具合…悪いんですか?なら、お腹と胸触らせてください。&br;力不足かもですけど、私が診察しますから!| |贈り物プレゼント時①|本当に私にくれるんですか?ホントの本当にですか?…なら、えへへ、嬉しいです!| |贈り物プレゼント時②|こんなすごいプレゼント、団長さんから貰えるなんて!…ちょっと信じられないです…&br;だから、その…何か甘い言葉も一緒に貰えると、信じられるかも…しれない…です…| |移動開始時①|私が先頭で…いいんですか?| |移動開始時②|怖いけど、進まないと!| |タイトルコール&br;(オプションのVOICEをON時)|フラワーナイトガール| |ログインボーナス|これ、よかったら貰ってください!団長さんのために選んだんです…| |>|CENTER:~図鑑未収録ボイス| |害虫の巣パネル通過時|油断してましたぁ…| |>|CENTER:~期間限定ボイス| |【期間限定】七夕①|団長さんは、お願いごと書きましたか?&br;私は、立派な医者になれますようにって書きました。&br;も、もちろん自分の力でがんばりますよ。&br;あとは、団長さんが甘やかしてくれれば……もっとがんばれます。| |【期間限定】七夕②|星のお姫さまは、王子さまにちゃんと会えたかなぁ……?&br;1年に1回だけのチャンスですもんね。無事に会えるようお祈りしないと。&br;ほら団長さんも、一緒にお祈りしましょう?| |【期間限定】夏①|夏の3ヶ月は、「蕃秀(ばんしゅう)」って言います。&br;意味は成長。いろんなものが成長して、大きくなるからです。&br;私も成長できるでしょうか? わかりませんけど、団長さんが褒めてくれれば、きっと……。| |【期間限定】夏②|そ、外から、楽しそうな声が……! ……みなさんで遊んでるんでしょうか?&br;でも、私には、お仕事が……! ううぅ~ん……。| |【期間限定】お月見①|わあああ……まんまるお月様です……!お月様って、こんなに綺麗だったんだ……&br;こうして、じっくり見ることってあんまり無いから、ドキドキしちゃいますね。| |【期間限定】お月見②|だいぶ涼しくなってきましたね。お月見の間眠っちゃうと、風邪をひきますから、注意してくださいね。&br;でも、もし風邪をひいちゃっても、私が治してあげますから、安心してください。| |【期間限定】秋①|秋の3ヶ月は、「容平(ようへい)」って言うんですよ。&br;全ての物の形が定まるって意味で、何事も落ち着いて過ごすのが養生法……なんですけどぉ……。&br;いつも団長さんに甘やかされたがってる私には、無理そうです……。| |【期間限定】秋②|ふぅぅ……ホップさんもクチナシさんも勝手ですよぉ。&br;お酒飲み過ぎですよって注意したら、「秋の味覚を私が美味しくするんだから仕方ない」なんて……。&br;もう、調子いいことばっかり言うんですから。| //region内表整形用 |LEFT:1024|c | | #endregion *コメント [#tef1e61f] #pcomment(./コメント,reply,15)