ホウセンカ のバックアップ(No.8)

ほうせんか私の心　砕けて砕けて紅くなれ

ホウセンカ(和名:鳳仙花、爪紅、ティンサグ(沖縄圏での呼称) 学名:Impatiens balsamina)とは、ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草。
園芸品種としてポピュラーだが、後述の理由により野生化している姿を見ることも多い。
別名の爪紅(ツマベニ)は、すりつぶした花びらの色素を爪に塗るオシャレに使われた事から。

最大の特徴は「自爆」とも言える特殊な繁殖方法。
熟した実の皮は弾性を持つバネの役目をしており、衝撃や枯死によって実が緩んだ瞬間に一気に炸裂し、辺りに種を撒く。
似たような増え方をする植物にカタバミがある。

無差別に種を撒き散らす特性上、とにかく植物そのものも頑丈。
こぼれ種からもすぐに発芽し、オシロイバナ共々植えた覚えがないのに空き地や庭に勝手に生育し、勝手に花を咲かせて勝手に枯れている姿を見た人も多いだろう。
そして増えやすく身近なので、小学生～中学生の理科(生物)授業用のサンプルとして使われる事も多い。

リボルバー
　和訳だと「回転式拳銃」となるが拳銃自体が回転するわけではない。
　銃本体にある「シリンダー」と呼ばれるレンコン的なパーツが回転することで、次弾を撃てるようにしている。
　幕末の京都で有名な坂本龍馬も（最初期のものであるが）護身用にリボルバーを持っていたことから、どれだけ歴史が深いかがうかがい知ることができる。
　■中折れ式リボルバー
　　今えっちぃ想像をした人は教会で懺悔を。
　　上下2連式散弾銃のように撃ち終わった後に銃身の根本を折ってリロードを行う。
　　使用済みの薬莢は折った際に自動的に外へ吐き出され、排莢と再装填がスムーズなことが利点。有名どころだと、『天空の城ラピュタ』でムスカが使用している。
　　しかし、リボルバーの形式としてはあまり発展しなかった。現代のリボルバーでは弾込めの際はシリンダーが横に飛び出す「振出式」が圧倒的に多い。
　　その理由は、フレームのつながっている部分が1か所しかなかったため、強力な弾薬を使用すると1か所に負荷がかかり寿命がマッハだったためである。
　■シングルアクション
　　引き鉄を引いた際の動作機構。
　　簡単に言うと引き金を引くと撃鉄（ハンマー）が落ちる『だけ』、撃つたびにハンマーを（手前へ）起こす必要がある。昔のリボルバーでは特によく使われた。
　■ファニングショット
　　シングルアクションのリボルバーでよく使われる連射法。
　　撃った瞬間に左の手のひらでハンマーをすぐ起こして射撃し、以下繰り返す。
　　当時の銃の加工精度の限界や腰だめで撃つ上に、19世紀にはレーザーサイトがないため命中精度は非常に悪かった。
　　有名どころだと、『ジョジョの奇妙な冒険』第3部のホル・ホースの拳銃型スタンド「皇帝」はシングルアクションのリボルバーであり、
　　ボインゴと組んで承太郎の狙撃を試み、水道管に連射を行うシーンでこのファニングショットを行っている。
　■荒野の決闘
　　西部劇で描かれているような一瞬で終わるようなことはほぼなかった。
　　理由は速射と連射を求めたためファニングショットが多く、従って一撃で相手の急所を撃ち抜き倒すようなことはほとんどなかったからである。
　　リロードをする時間的余裕もなかったため、数挺のリボルバーを持つガンマンもザラだった。装弾している弾薬が切れたら？グリップで殴れ！