ススキ(水着) のバックアップ(No.69)

得物は通常版と同様、ノコギリザメの吻を模したような両刃剣。
スキル発動時に高速回転で敵を斬り戻ってくるのは★5の頃と同じだが、更に分身や巨大化をするなど、剣も主と同じくフリーダムな進化を遂げたようだ。

戦闘スキルは、ヘレニウム(イースター)と全く共通で、敵の数によって威力の倍率が変わる2人目の「変動倍率スキル」の持ち主である。
スキルの詳細な説明はヘレニウム(イースター)の戦闘スキル部分を参照されたい。
単体特化スキルより倍率や与ダメージは劣るものの、非常に使い勝手の良いスキルであり、
後述のアビリティも相まって、純粋にパーティのダメージ強化を図ることもできる。
基本的には部隊の後ろ側に配置した方が効果的になる。

第1アビリティはセルリアと同じ「パーティメンバーの攻撃力に、パーティの移動力の100%を追加する」である。
こちらもアビリティの詳細はセルリアの戦闘項目にて解説がなされているので、イマイチ良くわからない場合は是非参照されたい。
スキル同様、ススキが2人目となる同アビリティの持ち主である。

第2アビリティはレッドジンジャーやウサギノオと共通の「パーティの移動力が150増加」である。
セルリアとの最大の違いはこの移動力上昇アビリティの有無とも言える。
純粋な移動力こそセルリアには劣るものの、ススキは移動力の底上げアビリティを所持しており、最終的にパーティ全体の移動力を一気に150上昇させられるため、移動力の攻撃転換数値が必然的にセルリアよりも大きくなりやすいという特長がある。
また、同上アビリティ持ちの2名と同じくパーティの移動力底上げにも大きく貢献ができるため、鈍足パーティにする必要性さえなければ、どのパーティでも有効に活用ができる。

未開花状態の場合は、移動力転換アビリティはあるものの、攻撃力上昇バフが無いため、ススキの能力をより活かすためにも出来る限り早急に開花まで持っていくのが望ましい。

開花(能力のみ)自体は実装時から対応していたが、2度の調整によって開花後の性能は登場時からかなりの変化を遂げている。
調整後の2018/6/11時点での開花アビリティは以下の通り。

1. パーティメンバーの攻撃力にパーティの移動力の150%を追加
2. 自身を含む3人に突属性付与
3. パーティメンバーの攻撃力が30%上昇・パーティの移動力が150増加
4. パーティメンバーのクリティカル攻撃発生率が20%、クリティカルダメージが40%上昇

開花後は突属性付与と攻撃力・クリティカル発生率・クリティカルダメージの3つの上昇能力が増え、移動力の変換効率も1.5倍の150%になっている。

新たに増えた要素がクリティカル特化なので、クリティカル系で揃えて編成するのが無難だろう。
記述時点でのクリティカル事情ではクリティカル率30%のキャラを2人使った3人で80%を目指す編成や、
平均20%になるように組み合わせて4人で80%を目指す編成、妥協して60～70%程度にして他の要素を取り入れる編成などがある。
ススキの場合は移動力の要素も絡むので場合によってはクリティカル率を妥協する必要があるかもしれない。

移動力転換を活かして移動力を高めて運用する場合、どの部隊よりも最初に当たって削れるだけ削って後の部隊に任せるというポジションになりやすいが、
クリティカルの性質上ダメージの上ブレ次第でそのまま突破…ということもありえる。
別に、アレを倒してしまっても構わんのだろう？

良くも悪くも移動力増加と移動力転換によって編成する上で移動力のことは常に念頭に置く必要がある。
組み合わせるクリティカル要員としては1ターン目スキル発動率1.65倍を持ち移動力が700あるデージーや、
回避とスキル発動率1.2倍を持ち移動力が680あるシャクヤクなどは移動力を高く保つ上で相性がいい。
逆に移動力の低いアネモネなどは火力として移動力転換を活かす上では向かないが、他の部隊と足並みを揃えさせる場合には重石として相性がいい。

他でスキル発動率を十分確保できるならイタズラの相方、もとい移動力関連の戦力としてウサギノオと組み合わせるのもいいだろう。
ただし二人の合計でクリティカル発生率は35%なのでイタズラに付き合わされる他の3人でスキルの発動率や不足分のクリティカル発生率を確保する必要がある。

通常版を参照。_