レンゲソウ のバックアップ(No.62)

春の小川は　さらさら行くよ
岸のすみれや　れんげの花に
すがたやさしく　色うつくしく
咲けよ咲けよと　ささやきながら

正確にはマメ科ゲンゲ属のゲンゲという花のことであり、一般にレンゲソウ、またはレンゲと呼ばれることが多い。
ゲンゲというと同名の魚を指すことが多いのと、絶望的に可愛くないためレンゲソウの名前で通っているのだろう。
しかしレンゲというとハスやスイレンのことでもあるので、これもこれで微妙にややこしい。
花期は4～5月頃。複数の紅紫色の蝶形花が輪生し、ひとつひとつが花弁のように見える。
レンゲ、つまりハスの花にも似ているが、よく見ると大きなシロツメクサといった構造をしている。
群生するレンゲソウを遠くから見ると、紫の雲が棚引くようにみえることから「紫雲英」という字があてられている。
アルアルうるさいので中国人に見せかけたエセ中国人だと思われがちアルが、生粋の中国人アル。日本には17世紀に来たネ。

レンゲソウは様々な形で人間に利用されているが、元々の用途は水田の肥料としてである。
レンゲソウのようなマメ科植物は根に根粒菌という細菌を飼っており、この細菌は宿主が光合成した養分を分けてもらう代わりに、
空気中の窒素分子を酵素の働きでアンモニアに還元し、肥料分として根に蓄えるという共生関係を結んでいる。
これを利用し、水田では稲刈り前に水を抜いた際にレンゲソウの種を蒔いておく。
通常収穫後の耕地は痩せており、追肥をしなければ植物は育たないが、レンゲソウは自ら窒素肥料を合成して育つことができる。
翌春、田植えの前にレンゲソウをそのまま土に鋤き込むことで、窒素分を豊富に含む天然の肥料とすることができるのである。
そのため、かつては春の水田では一面のレンゲ畑を見ることができ、春の風物詩のひとつでもあったのだが、
最近では扱いやすい化学肥料の普及に伴い、こうした光景を見ることもほとんどなくなってしまった。

肥料の他の利用法では、有名なところでは蜂蜜。現在レンゲ畑を見ることがあれば、養蜂場のものかもしれない。
いわゆるレンゲ蜂蜜のレンゲとはこの子のこと。日本を代表する蜂蜜であり、癖がなく上品な味わいが特徴。
日本の養蜂発祥の地とされる岐阜県はレンゲ蜂蜜の産出量日本一であり、レンゲソウが県花に指定されている。
しかし養蜂産業も現在では下火であり、岐阜県内のレンゲソウの作付面積は年々減っているという。
県の象徴でもあるレンゲ畑復活のため、養蜂組合が県からの補助金を受け、様々な取り組みを行っている最中である。
だから団長もレンゲ蜂蜜買うアル！ちょっと高いけど美味しいアルヨ！（ダイレクトマーケティング）

解説１　私の套路（とうろ）
　スキルのフィニッシュ動作（カメハメハみたいな動作）は、中国拳法南拳の「胡蝶掌」？
通常攻撃の套路（とうろ）も南拳の系譜でおそらく　「穿橋」「虚歩穿橋」のコンビネーション
進化後画像から構え（歩型）は『馬歩』

ところで、蓮華掌はレンゲソウのみでスキルlvが上げにくい。上げにくいからこそ威力を高めに設定してくれても……