ローズマリー のバックアップ(No.7)

ローズマリー（英：rosemary）は、地中海沿岸地方原産で、シソ科に属する常緑性低木。和名マンネンロウの漢字表記は「迷迭香」であるが、これは中国語表記と同一である。生葉もしくは乾燥葉を香辛料、薬（ハーブ）として用いる。花も可食。水蒸気蒸留法で抽出した精油も、薬として利用される。（wikiより）

属名Rosmarinusはの語源はラテン語のロス（ｒｏｓ＝露（つゆ））とマリヌス（ｍａｒｉｎｕｓ＝海）が合成された言葉で、地中海沿岸に広く自生し、霧と塩風にさらされてよく育つものという意に由来。
紀元前４-５世紀頃の古代ギリシャでは、記憶や思い出の象徴とされ、学生たちは髪にローズマリーの小枝をさして勉強したというエピソードが残っている。さらには、「二人の愛が永遠に続くように」という思いを込めて、結婚式で花嫁が身につけたり、招待客に配ったりという習慣もあったと伝えられている。

ローズマリーの名前については諸説あるが、ここではその一つを紹介。
ヘロデ王の軍隊に追われた聖母マリアが、幼いイエス・キリストとともにエジプトに逃れていたある夜、マリアが青いマントを白い花が咲いている香りのよい木にかけたところ、翌朝、花がマントと同じ青色に変わっていたという逸話がある。
聖母マリアを象徴するのがバラ（ローズ）であることから、それ以後、このハーブを「マリアのバラ」（ローズ・オブ・マリー）と呼ぶようになった、とのこと。
これらのことからかヨーロッパでは、教会、死者、生者を悪魔から守る神秘的な力を持つといわれ、また記憶や友情を意味する花とされている。

一度嗅いだら忘れられないほどの強い香りのするこの木は、
古くから薬用・料理・香水などに使われてきた。

この辺の効用等は容易に調べることができるので、興味のある団長は調べてみることをオススメする。
大雑把に上げると「高揚作用」「リラックス作用」「血行改善」「記憶力を改善する作用」

そして「育毛効果」である。（また髪の話をしてる・・・。）

また日本での栽培も比較的簡単で、よく庭に植えられているローズマリーを見かけることも多いだろう。

個人的なオススメの利用は料理。
鮭のムニエルに少量かけると非常に美味。（生葉での利用を推奨）

植木鉢でも十分育つので、実験の合間にひとつ育ててみるのはいかがだろうか。