オジギソウ のバックアップ(No.110)

性能面では、初となる「自分の属性と別の属性の弱点を突けるようになる」アビリティを有するキャラ。
オジギソウの場合は斬属性を自分を含めた味方3人に付与することができる。
このアビリティは最初から斬属性を持つキャラを避けて発動するので、
編成によっては狙った味方に確実に斬属性を付与することが可能。
今後、2体のボスを同時に相手にするステージ等での活躍が期待される。

2017/9/25に開花(能力のみ)、2018/2/26に開花対応された。
オジギソウがパイオニアとなった属性付与アビリティだが、開花で付与属性が増え、斬・突・魔の3属性対応になった。
アビリティ説明文だけだと効果が分かり辛いが要するに

• 戦闘中、自身を含む3人が、斬属性弱点の敵に対して弱点が発動する。斬属性以外のメンバーを対象に選び、同じ効果のアビリティは重複しない
• 戦闘中、自身を含む3人が、突属性弱点の敵に対して弱点が発動する。突属性以外のメンバーを対象に選び、同じ効果のアビリティは重複しない
• 戦闘中、自身を含む3人が、魔属性弱点の敵に対して弱点が発動する。魔属性以外のメンバーを対象に選び、同じ効果のアビリティは重複しない

を1枠で所持しているアビリティ。
考え方としては1属性付与の説明文である

• 戦闘中、自身を含む3人が、○属性弱点の敵に対して弱点が発動する。○属性以外のメンバーを対象に選び、同じ効果のアビリティは重複しない

を、属性付与の数だけ持っていると覚えれば良い。
オジギソウは3属性付与なので上記の通り三つ分、2属性付与なら二つ分、1属性付与なら当然一つ分となる。
ちなみに、3属性付与を「1属性付与を三つ分持っている」と考えるなら、ハナモモに次ぐ所持アビリティ数6つ…と言えるかもしれない。

属性付与の処理はきちんと元属性を避けて属性を付与するようになっており、メンバーの誰か2人に集中して3属性が乗る訳では無い。
弱点への攻撃は、広義では乗算アビリティ（最終ダメージに乗算する）に属するため、元の攻撃力や攻撃バフを盛れば盛るほど効果も高くなる。
最近ではボス戦時などで味方全員への攻撃バフが40%を超えるキャラクターも増えてきたので、それらのキャラクターを2人以上入れたPTに編成するとなお良いだろう。

また、害虫側のアビリティに弱点以外ダメージ軽減や特定属性以外へのダメージ増加など属性不一致だと不利になる戦闘も有り、
これらの害虫対策としても利用でき、おかげで元属性のみで考えた編成を組まなくても良くなるため、柔軟な編成が組めるようになる。
　
そしてこのアビリティの結果、開花したオジギソウ自身は常に4属性全ての弱点を突ける（当然、弱点なし除く）ように成る。
そのため育成アビリティは無属性相手に使用する場合を除いて弱点ダメージ増加を選んでおけば間違いない。

常時弱点を突ける事に加えて【パーティメンバーの攻撃力が敵の数が少なくなるほど上昇(15～45%)】も持っており単体に滅法強い。
合計倍率の高い3回攻撃スキルも合わさって、最後まで居残りやすい単体ボス相手に高いダメージを叩き出してくれるだろう。

上記のように尖ったアビリティばかり目立つが、スキル発動率1.2倍も所持しており幅広い局面でも運用できると隙の無い性能。
　
欠点らしい欠点は無いが、敢えて上げるならオジギソウは打属性付与ができないため、打属性害虫のみのエリアでは属性付与アビの意味が無くなる。
これは属性付与アビリティ全般の問題で当然の事ではあるが、運用としては基本的な事なので相手の属性は意識しておこう。

2018/07/23 開花後アビリティ4が【戦闘中、自身の攻撃力が10%上昇】から【戦闘中、パーティメンバーの攻撃力が敵の数が少なくなるほど上昇(15～45%)】に修正された。
2020/11/09 第2アビリティのパーティメンバーの攻撃力が15%→20%に上昇した。
2020/11/09 第3アビリティが「戦闘中、自身のスキルLv(1～5)に応じて、パーティメンバーのスキル発動率が上昇(1.28～1.36倍)」に変更された。

半端な攻撃は逆効果だ　BANG

オジギソウ(Mimosa pudica)はマメ科オジギソウ属の多年草。
原産地はブラジル。夏にピンク色の小さな花を咲かせる。
多年草だが熱帯原産のため基本的に日本では冬を越すことができない。
葉が夜になると閉じるため別名を「眠り草」という。
この性質を「就眠運動」といい、マメ科の植物によく見られる(例えばシロツメクサ)。
他にこの性質を持つ植物は、カタバミ科の植物やそれの園芸品種(葉を閉じる)、
チューリップにタンポポ(花を閉じる)などが有名だろうか。

属名は「ミモザ」であるがあのミモザとは別物で、あちらはアカシア属の植物。
本来はこちらが正当な「ミモザ」だが、同じマメ科で葉や花の形が似ているため混同され、アカシア属の方を「ミモザ」と呼ぶのが主流となってしまった。

某ちゃれ○じ一年生等の付録にオジギソウ育成セットが付いていた世代なら分かるかもしれないが、
上記の「就眠運動」は夜になる以外に、葉が何かに触れた際や振動を感じた際にも発生する。
(オジギソウという名前はこの動作がお辞儀のように見えることに由来している。)
指で葉を突っつくと直ぐに葉が閉じるので、見ている側には非常に不思議で面白い。
しかし、この動かす動作は本来は連続して行うものではなく、
調子に乗って動かしすぎると株がストレスを感じて弱ってしまう。
それこそ、花騎士のオジギソウ(あるいは寝坊助花騎士達)で例えたら
「眠たくて辛い彼女を何度も起こしてからかっている」様なものなので、いかにストレスがたまるかが分かるだろう。

もし育てている団長諸兄がいたら、あまり触りすぎず自然に任せておこう。
家庭を持つ団長さんの子供が何かの付録で育てていたなら、そっと教えてあげてもいいかもしれない。
また就眠運動が有名だが棘が生えるので触る際は少し気を付けないと地味に痛い。

中国名が羞恥草、英名がSensitive plant(直訳→敏感草)で和名のオジギソウや花言葉も含めて花騎士としての設定に元の植物の特徴がよく反映されている。