カランコエ のバックアップ(No.11)

カランコエ(Kalanchoe)はベンケイソウ科カランコエ属(リュウキュウベンケイ属とも)の総称。
ベンケイソウ科の中では主に乾燥した地域に生息する多肉植物のグループ。
日本国内で「カランコエ」というと、ベニベンケイ（紅弁慶）を指す場合が多い。

日が短い11月～5月に花を咲かせる短日植物。
花は10～50cmほどの大きさで、花色も赤や黄色、白やピンクなど様々。
中には紅葉する品種があったり、面白い株姿だったりと、豊富な種類があるのもカランコエの魅力。
原産地であるアフリカを中心に熱帯・亜熱帯地域に約110種が分布している。
特徴的な種としてセイロンベンケイやコダカラベンケイ、コダカラソウは葉から芽が出現し新しい個体として増えていく。
ちなみに、すでに花騎士として実装されているツキトジも、このカランコエ属だし。
名前の由来については向こうでかなり詳しく解説されているし。
他に同じくベンケイソウ科で花騎士として登場済みのものにはセダム、キリンソウ、エケベリアがいる。

熱帯地域原産のためか乾燥に強く、寒さや高い湿度に弱い。
日本国内で栽培するなら管理しやすいように鉢に植えるのが一般的。
水のやりすぎや過湿・低温に気をつければ室内でも栽培できる。
ただし、カランコエは日が短くなると短日植物なので、照明が強い室内で管理してると花が咲きにくい。
逆に光を遮断してやれば、年中咲かせることも可能。
秋に花を楽しみたいなら7～8月頃に17時～翌日7時くらいまでダンボールなどで光を遮ってやると良いだろう。

見た目が華やかで開花時期が長く、手間も掛からない。
初心者にも育てやすいので、興味を持った団長は一度挑戦してみてはいかがだろうか。