ウサギノオ

全体スキルにPTの攻撃力+15％と、虹平均的な物を所持しており特に目立った物では無いものの、特筆すべきは750という最高の基礎移動力と【移動力補正+150アビ】を持つ移動面への恩恵の高さ。
その驚異的な移動力により高速周回が可能となり、作業に成りやすい周回での負担軽減が担えるが、同時にウサギノヲを入れるだけで他より速度が抜きんでる為、速度調整をするときは多少手間に感じる場合も。
　
部隊速度の最高値はレッドジンジャー、アンスリウム、イヌタデ、ワルナスビの1450(アビ込み1550)にも成る
詳しくはパーティ編成考察にも有るのでそちらも目を通すと良い。

反面、進化止まりでは戦力での貢献度は物足りず、移動力以外の強みに欠けているのも事実。
本領が発揮されるのは開花してからなので、早めに開花させる事が出来れば、戦闘面でも団長を驚かせる急成長を見せてくれる。

開花で戦闘方面での能力が強化され、一気に戦闘もできる性能へとステップアップ。
追加されたアビリティも含め開花後には以下の構成へと成長。

• 【戦闘中、パーティメンバーの攻撃力が18%上昇】
• 【パーティの移動力が150増加し、戦闘中、パーティメンバーの攻撃力に、パーティの移動力の150%を追加する】
• 【戦闘中、パーティメンバーのクリティカル攻撃発生率が15%、クリティカルダメージが25%上昇】
• 【戦闘中、1ターン目に自身が敵に攻撃を与えた後100%の確率で自身は再行動する】

このうち特に分かりやすい強みは再行動100％のアビリティ。デンドロビウムと同様の物であり殲滅力への貢献度は言うまでも無く強力。
ただしあちらと違い、自前でスキル確定にはできないので、このままでは折角の再行動も宝の持ち腐れに成りかねない。
確定再行動を生かすためにも初回スキル確定編成をに組み込むのが良いだろう。ここにバフも積めればさらなる大ダメージが期待できる。
　
またクリティカル関連のアビリティを持つように成るため、クリティカルパーティの一員としての活躍も増えた。
ちなみに、お月見組のススキ、ルナリア、サンカクサボテン、ツキトジは見事に全員クリティカル関連のバフを持っているので、これらのメンバーでコンセプトPTを組むのも一興。
　
移動力攻撃換算の説明についてはセルリアに説明が有るのでそちらを参照。

2016/03/23 喜びモーションが追加された。
2016/05/16 様々な表情を見せてくれるようになった。
2018/06/11 スキル倍率が2.2倍→2.8倍、発動率が24(34)%→27(37)%に上方調整された。
2018/07/02 開花後の攻撃力上昇が15%→18%、移動力を攻撃力に追加が120%→150%に上方調整され、
2018/07/02 移動力増加が第4アビリティの移動力を攻撃力に追加と統合。
2018/07/02 新たに【パーティメンバーのクリティカル攻撃発生率が15%、クリティカルダメージが25%上昇】が追加された。

イネ科の一年草で、本種Lagurus ovatusのみでウサギノオ属を形成する。
地中海盆地周辺を原産とするが、観賞用に持ち込まれたものが各地で野生化しており、日本でも千葉県から岡山県にかけて帰化が確認されている。
4-5月頃、卵形をしたもっふもふの白い花穂をつけ、可愛らしい「兎の尾」にそっくりの見た目になる。

属名はギリシャ語で野ウサギを意味する"λαγός(lagos)"と、尻尾を意味する"ουρά(oura)"から来ており、和名はその直訳である。
英名でも"hare's-tail grass"や"bunnytail"などの名前で親しまれているほか、様々な言語で同様の表現があるようだ。
ちなみに種小名の"ovatus"はラテン語で「卵」という意味の"ovum"が、なんか格とか性とかいっぱい変化してできたやつだと思う。

切り花やドライフラワーとしてよく利用され、草丈20cm程度の矮性種が「ラグラス」の名で流通していることが多い。
決して派手で美しい花ではないが、愛嬌のある姿はアレンジメントの個性を引き立てるのに一役買うことだろう。