センリョウ(クリスマス) のバックアップ(No.62)

スキルはシロタエギクやミスミソウ等と同じ「敵に3回1.8倍のダメージを与える」である。
倍率や発動率なども同じであり、主なスキル特性としてはパーティ3番手以降の撃ち漏らし対策としても便利である。
スキルとしての使い勝手も良いタイプのため、所持アビリティとの相性も良い。

第1アビリティは「戦闘中、1ターン目に自身が敵に攻撃を与えた後100%の確率で自身は再行動する」。
これはデンドロビウムや開花後ウサギノオなどと同じアビリティ。
前述の3回スキルに加え、1ターン限定ではあるものの、100%再行動が保証されるため、1ターン目にこそ最大火力を叩き込むというスタイル。

これまでのタイプと異なる点としては、1ターン100%の再行動アビリティ持ちで3回攻撃スキルを持って登場した花騎士は本センリョウが初となる。

第2アビリティは「パーティメンバーの攻撃力が15%上昇」。
こちらは一般的な攻撃用の加算バフである。

実装時は開花絵は無しながら、本センリョウも能力先行開花が実装されている。

開花後の第1、第2アビリティの数値や内容に変更点は無い。

開花第3アビリティは「戦闘中、1ターン目の自身の戦闘スキル発動率が2倍になる」。
こちらもデンドロビウムや開花後カカオと同じタイプである。
編成によって1ターン目のスキル発動を100%に持っていければ、1ターン限定ながら確実に3回攻撃スキルを2回分(つまり6連撃)を叩き込む事ができるようになる。
こうなるともはや撃ち漏らし対策と言うよりも敵を徹底的に追々撃するといった感じである。

開花第4アビリティは「パーティメンバーがボスに対して与えるダメージが12%増加する」。
こちらはサクラ、カトレア(光華の姫君)、エノテラに続く4人目の同アビリティ所持者となった。
対ボス戦において非常に大きなダメージソースとなりえるため、殲滅力の底上げにも優れている。
本センリョウの持つ各アビリティとの相性も良い。

全体的に見ると、デンドロビウムなどと同じような使い方(運用法)ができるタイプと考えるとわかりやすいかもしれない。
ただ、デンドロビウムは全体攻撃スキル持ちであるため、主に配置する際には先頭に据える事が多いが、
本センリョウについては3回攻撃スキルであるため、編成メンツ次第では中堅から後ろへの配置の方が良いと言える(もちろん先頭に置いても別段の問題は無い)。

所持するアビリティの特性からも、基本的にはとにかく1ターン目に最大火力をぶち込むという編成に本センリョウを組み込むのが最も適性の高い運用法と言える。

2ターン目以降については、第1、第3アビリティの効果は一切なくなるものの、3回攻撃スキル持ちでもあり、
第4アビリティと合わせてダメージソースとしての役割を果たす事はできるので、火力役としての活用が基本線である。

お迎えができた団長さんは、是非とも1ターン火力編成に彼女を入れて、大いに敵陣でバナナオーシャンのお祭りのごとく大暴れしてもらうと良いだろう。

通常版参照。

センリョウ(クリスマス)実装と同時に登場した高難易度ステージ『水影の騎士序章EX破級』では
水影のサクラとウメがセンリョウ(クリスマス) の火力が集中する1ターン目のダメージを60%も軽減するため、
一見、センリョウ(クリスマス)はあまり戦力にならないように見えるが、実は意外とそうでもない。
センリョウ(クリスマス)のスキルが敵が何体で来ようがスキル総火力が無駄にならない3回攻撃タイプであるのがポイント。

1ターン目に1.8倍の40%である0.72倍の攻撃を高確率で6回ぶち込んでくれるため、水影のサクラとウメの2人に均等分散しても2.16倍ずつ。
ダメージ軽減が0%の場合の★6の全体スキル1発に近い倍率のダメージを強引に叩き出す。
もちろんセンリョウ(クリスマス)の攻撃番までに水影のサクラかウメどちらかが倒れていれば4.32倍。
★6の可変タイプのスキルの敵1体版に近いダメージが残った方に集中する。

そしてセンリョウ(クリスマス)自身の属性は魔属性なので、水影のサクラに対するダメージは1.5倍。
この上でパーティメンバー全員の最終ダメージ12%増加が戦闘終了までずっと効く。
水影の霧を強引にぶっ飛ばす1ターン旋風を巻き起こしていると言えよう。

とはいえ、総火力がぶっ飛んで高いから40%でもこの戦力を発揮してくれるだけであって、その分、軽減され無駄になっているダメージ量も多い。
1ターン目に最大戦力を放ってしまうため、ターン経過で攻撃バフ量を増していくタイプの★6デバフキャラとの相性がやや悪い等の問題もある。
(いわゆる「乗算」アビリティを持っているので、そちらでのサポート面では良好)
確実に1ターン目で削ってくれるセンリョウ(クリスマス)を誰と組ませて何番目にぶつけるか。
手持ちの戦力とよく相談するべし