ナデシコ のバックアップ(No.111)

戦闘においては高水準の高火力バランス型。
特に攻撃力は優秀であり、最終的な数値は好感度・咲込で8002と全キャラでトップタイの数値まで成長する（もう一人はネリネ）。
反面、虹の中ではHPが低い方なので、アンプルゥでの補強をすると良いだろう。
　
スキルは標準より高倍率の全体2.9倍、アビリティも「それぞれの好感度に応じて攻撃力最大20%アップ」と
自身の火力、及びPTの攻撃力アップにも貢献してくれるだろう。
ただし「害虫の巣パネル通過でのHP回復」は直接的な戦闘力には影響せず、効果量も低め。
害虫の巣自体の設置頻度や位置の関係もあって、現在ではほぼ空欄に等しい扱いとなっている。

2017/06/27に開花(能力のみ)対応された。
攻撃力に更に磨きが掛かり、最大で8644まで上昇。
相変わらずネリネと共に全キャラクター中トップの数値であり、益々の活躍が期待できる。

2018/04/23現在、開花することで追加されるアビリティは
【戦闘中、自身のスキルLv(1～5)に応じて、パーティメンバーのスキル発動率が上昇(1.28～1.36倍)】
【ボス敵との戦闘中、パーティメンバーの攻撃力が20%上昇、さらにボスへのダメージが15%上昇】
の2つ（実質3つ）。加えて、元々持っていた好感度依存の攻撃バフが、無条件の25%上昇に強化される。

ナデシコが真価を発揮するのはボス級害虫との戦闘時。
パーティ全体の攻撃力を45%も上昇させる上、最終ダメージも15%上昇する。
昨今は攻撃力（加算）バフとダメージ（乗算）バフの双方が重要視されている為、
そのどちらも高い数値の補助を行えるナデシコは、パーティ全体の強化も合わせて一層攻撃力に特化したと言えるだろう。

スキル発動率1.28～1.36倍は一般的な1.2倍の強化版ではあるものの、貴重な虹の技花か、
同キャラ合成でのみ上昇するスキルLvに依存する為、最大限に引き出すにはそれ相応の愛が必要となる。

当初の内容（弟子のオトギリソウのせいで風邪をひいたハナショウブの代わりに師匠として掃除や雑用仕事を手伝うも、
風俗の仕事も手伝うべきか悩むナデシコを団長が「やってみればいい」と背中を押す）に対して誤解や批判の声もあったが、後日内容に配慮したのか渦中のシナリオが一部変更されている。
（2話終盤から3話初めまでの展開が変更された。）

スキル倍率は2.2倍から2.4倍になり、攻撃力は進化後好感度100%の数値が6800から7090にアップした。咲100%だと8002に到達する。
ちなみにネリネも同様に攻撃力がアップしたため、この二人が攻撃力No.1という状況は変わっていない。
しかし近年は「基本ダメージに係る乗算アビ持ちの虹をパーティーに何人集められるか」で最終ダメージが劇的に上がっていくので、攻撃力No.1＝与ダメNo.1では無い。その点で誤解無きよう留意されたい。

2016/2/15のアップデートで、喜びモーションが追加された。
これは同日に行われた栄華祭グランデ・フルールの結果発表（3位入賞）にも使われている。
相変わらずアクションは控えめだが、
ナデシコにとっては初の追加モーションである。

草の花はなでしこ、唐のはさらなり やまともめでたし

ナデシコ(Dianthus)はナデシコ科ナデシコ属である植物の総称。日本でも様々な種類が存在し、中には日本固有種も存在する。
その中でも日本でメジャーなのがカワラナデシコ（別名ヤマトナデシコ）であり、単にナデシコというとこのカワラナデシコのことを指すことが多い。
他にもハマナデシコ、エゾカワラナデシコ、シナノナデシコなどが日本で分布している。
ちなみに園芸種のことをダイアンサスと呼ぶこともあるのだが、本来はナデシコ属の学名である。

ナデシコ全体の特徴として、五枚の花弁の先がギザギザになっており、中には花弁が細かく裂けて、ほとんど糸状になっているものもある。
前述のカワラナデシコの花弁も糸状なのだが、ゲームの図鑑で花騎士のナデシコの後ろに見える花は先端だけがギザギザなハマナデシコに近いデザインになっている。
一方で、愛染一刀流奥義を発動したときに映る花は花弁が糸状になっており、カワラナデシコを思わせる演出になっている。
もしかしたら、花騎士のナデシコは複数のナデシコ属をモチーフにしているのかもしれない。

またナデシコ属は全体的に花期が長く、だいたい夏の初めから秋の始まり、もしくは半ばまで咲くものが多い。
そのため、七夕で飾る花の代表でありながら、秋の七草の一つとしても数えられている。
…もっとも、旧暦では七夕は立秋以降にやってたのだが。
日本ではかつて、１・２・３月を春、４・５・６月を夏、７・８・９月を秋、１０・１１・１２月を冬と見なしていたので、
立秋の時期は旧暦７月、新暦に直せば８月の頭となり、今の感覚で言えば完全に夏の盛りといったところだが、
夏至と秋分のちょうど中間点であるこの日を境に、厳しい残暑が少しずつ抜けて涼しくなっていくから、秋の始まりとしたようだ。
そのため旧暦７月７日に行われる七夕は、俳句の世界では秋の季語だし、七夕の花であるナデシコも秋の七草に数えられるのである。

というか、秋の七草自体、七夕の花を詠んだ歌が由来だという話もある。
秋の七草はオミナエシ、ススキ、キキョウ、ナデシコ、フジバカマ、クズ、ハギである。頭文字をとって「お好きな服は？」と憶えるとよい。
あれ？七夕の花なのに、ササが無いじゃないかって？　実は短冊に願い事を書いてササの葉に結ぶという風習は、江戸時代に生まれた新しいものなのである。
元々は好きな願い事をするのではなく、サトイモの葉の朝露で墨を擦り、カジノキの葉に詩歌を書いて手向けることで、習字の上達を願うものであったという。
山上憶良が秋の七草を詠んだのは奈良時代であるから、秋の七草にササが現れないのも当然である。（そもそもササは滅多に花が咲かないというのもあるが）

花言葉は「純愛」「思慕」「いつも愛して」など女性的なイメージが強いが、「勇敢」「大胆」「快活」などアグレッシブなものも存在する。
ちなみに、カワラナデシコ（ヤマトナデシコ）の花言葉は「可憐」「貞淑」であり、ハマナデシコが「純粋な愛」「大胆」「無邪気」。
やっぱり花騎士のナデシコのベースはハマナデシコなのだろうか。

日本人にとってかなり馴染み深い花の一つなだけに、昔から人々から愛されており、その歴史は古い。
和歌などでは『撫でし子』と掛詞にされることが多く、よく子供や女性に喩えられている。
なんと日本最古の和歌集である万葉集の頃から詠まれていたという。
当時から貴族達を中心に人々から親しまれていたようで、園芸種の栽培や開発も盛んに行われていた。
特に太平の世となった江戸時代では空前の園芸ブームとなり、その中でナデシコも盛んな品種改良が進められたのだとか。

海外でも15世紀頃に、フランスで自生していたとあるナデシコ属の花が栽培されはじめ、それがイギリスにも伝わり、様々な品種が生み出された。
その花こそがカーネーションである。
ちなみにその当時の古い英語では、ナデシコのことを pink と呼んでいた。
やがてナデシコの花の色からの連想で、それに近い色（いわゆるピンク色）のことも指すようになり、
今ではpinkというと色のことを表す方が主になってしまい、ナデシコの花は基本的にdianthusと呼ばれているが、
元々の「ピンク色」の語源は、実は日本語に直訳すれば「なでしこ色」という意味だったのである。

また、中国出身のセキチクも平安時代には日本にも渡来しており、こちらも観賞用として、そして品種改良用として人気だったようだ。

近代の日本では伊勢ナデシコ、トコナツという二種類のナデシコが主流となって、1900年前後に大ブームを巻き起こしたというが、
当時生まれた品種の大半は太平洋戦争の影響によって失われてしまったという。
だが、中には生き残りも存在し、その系統は今も我々の目を楽しませてくれている。

2016/1/24にニコニコ生放送にて放送された「公式騎士団協議会 1周年記念！特別生放送」で運営から各種統計結果が発表されたが、
その内の『副団長ランキング』で1位。『スペシャルチケット交換ランキング（二回目のみの統計）』では４位にランクインと
多くの団長達に愛されており、非常に嬉しい結果となった。

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