ヘナ のバックアップ(No.46)

【ヘナとクコの大きな違い】

話し方や見た目でヘナとクコは似たり寄ったりの部分があるが、大きく異なるのは過去に対する関心。
失われた記憶を明らかにしようとするヘナに対して、現状を変えたくないクコはその考えをを強く拒む。
両者共に考えを一歩も譲る気は無く、喧嘩を避けるためにも2人の間でこの事を言及するのはタブーとされている。
もしヘナ・クコ両者と同時に接触する機会があったら肝に銘じておこう(※普段の仲は良いので気に病む必要はない)

ちなみにイベント内では、相反する2人の主張がぶつかるシーンも。

ヘナ「記憶、手がかり……なの。ヘナ、賞品の箱、既視感あり。
　　　ゆえに、ヘナ、賞品取る。記憶の手がかり、獲得、希望！」

クコ「……記憶、不要。過去、不要。調査隊、みんな、ヘナ好き。
　　　ヘナも、みんな、好き。みんな、いる、今が大事！」

最終的に仲直りはするが、両者の主張は平行線を辿るままイベントは幕を閉じるのであった。

【フロッタン島】

数百年前に害虫の襲撃によって沈んだとされる伝説の島。大昔の事であるがゆえに、その詳細は一切不明である。

イベント内の大会では、なんとその遺物であろう貴重な箱が偶然にも景品として並べられた（※中身はとても古びた紙切れ１枚だけであった）
しかしヘナの記憶とその箱が合致したことから、トリトニア隊長はヘナ・クコ共にフロッタン島の出身であると推測した。
ただ仮にそれが真実だとすると、彼女達の故郷は既に存在しないことになる。
それによるヘナ達の精神的ショックを考慮し、トリトニアは推測を団長に耳打ちするも「真相に辿り着けない当分の間はこの事を黙っておくように」と約束を交わすのであった。

ヘナ・クコの記憶が無い理由、カプセルで避難した経緯、フロッタン島で起こった悲劇の全貌……

その全てが明らかになるのは、まだ当分先になるだろう。

【愛とは？】
キャラクエやボイスで触れているように、ヘナは"愛"とはどういうものなのか、と記憶探し同様探し求めている。
何故そうなったのかというと、彼女自身あまり覚えていないがカプセルに入れられる前にそういった会話をしたからなのだ。
何故カプセルに入り、そういった会話をしたのかは不明だが、その会話を朧気にだが覚えている辺り、ヘナにとってその2人は大切な人たちだったのだと窺い知れる。
そのことから、それが気になるので記憶探しに前向きなのではないだろうか。

今日もヘナは記憶と愛を探し求めている。

ヘナ（ヘンナ）はミソハギ科の植物。

学名：Lawsonia inermis
和名：指甲花（シコウカ）、クマクレナイノキ
英名：henna

西南アジアや北アフリカなどの乾燥した土地に自生する。
3～6mの細い木に長さ3cm程度の先が尖った楕円形の葉が付き、ジャスミンに似た香りの白や薄紅色の小さな花が房状に咲く。

日本ではヘナは1990年代頃から使われるようになったハーブ。
しかしその歴史は古く、旧約聖書にも記述がある。
古代エジプトではミイラを包む布を染色していたり、クレオパトラが爪や髪の染色で愛用していたという話も残っている。
ヒンズー教では美と豊穣と幸運の女神ラクシュミー（仏教の吉祥天）が好んで使っていたとされることから、
結婚式などの祝い事の際に、手や足に魔除けとして「メヘンディ」と呼ばれるヘナを使用したボディペイントが施される。

ヘナは髪染めにも使用される。また髪の話してる…(´・ω・`)
ヘナの葉にはローソン(lawsone)という橙色の色素が含まれる。
この色素が持つタンパク質と結合する性質を利用して、髪や爪、皮膚を染める。
ヘナで染めた白髪は赤茶色に発色し、黒髪は茶色がかったツヤが出る。
色素をタンパク質に結合させるヘナを用いた染色は、染め時間に1時間近くかかったり安定した色を出すことが難しいなどの欠点もあるが、
一度染めた色は落ちにくく長持ちする（このため酸化染料タイプのヘアカラーと同じ「永久染毛剤」に分類される）。
また、ヘナにはヘアトリートメントのような効果があるため酸化染料タイプのヘアカラーよりも髪を傷めず、
頭皮がかぶれたりアレルギーが出る心配も無い。
…とはいえ、体に合わないなどの個人差はあるため過信せずにパッチテストは必ずすること。

インドで古くから伝えられる伝承医学（アーユルヴェーダ）では殺菌効果や炎症を抑える効果があるとされ、
止血や吹出物・皮膚炎・火傷などに効く薬草として使われている。