エンジェリックリンクにおけるメインキャラクターの一人で、最初に主人公とスキルリンクした堕天使。
登場した時点で教会に住み込んでおり、メイドとして働いている。
衣装の色合いとシルエットはメイドっぽいのだが、よくよく見るととんでもない露出度を誇る代物である。
なにせよく見るとパンツの紐がスカートの隙間から見えており、
デタリキとのコラボで3D化した際にはミニスカートの後ろ側に布が無く、
お尻とパンツが丸見えというかなり際どい服装である事が判明した。
堕天の経緯からぬるぬるしたものにトラウマがあり、
スライムは恐怖の対象となっている(とはいえ戦闘では問題なく戦えるのだが)。
彼女を含めた堕天使たちは地上で力を取り戻すために「地上の食べ物を口にして適応する」という必要があり、
それ故に強化アイテムが食材とそれから作られた料理という形になっている。
が、彼女の場合は後術のように元ネタが暴食の魔王な事もあってかそれを抜きにしてもよく食べる。
美食家にして大食いであり、とにかく様々な物を口にしている。
・さらにその元ネタであるベルゼブブ(Beelzebub)とは、キリスト教では七つの大罪のひとつ「暴食」を司る大悪魔。
地獄においてはサタンに次ぐ実力者とされる。
しかし、グリモワールなどでは、悪魔として上位ではなく下位に位置づけられることもある。
なお、ソロモン72柱のバエルはベルゼブブの前身と目される神バアルと同一視されることが多い。
そのため、ベルゼブブはゴエティアに名を記されていないにもかかわらずソロモン72柱とされることもある。
名前はヘブライ語で「蠅の王」を意味する。
本来は「気高き王」を意味するバアル・ゼブルだったが、悪魔として貶められた際に名を歪められた。
このゲームのベルゼブブもハエの複眼を意識したお団子ヘアーで、腰の装飾もハエの翅を思わせるものがついている。
ちなみに、フランスの悲恋小説『悪魔の恋』ではひょんなことからベルゼブブが人間に恋をしてしまい、
美女に化けて仕えるという筋書き。
人間に化けた際のベルゼブブは召使いのビヨンテッタを名乗り、主人公の男に甲斐甲斐しく仕えていた。
メイドの仕事をしている他、主人公やルシフェル達の世話を焼くところはそこから来ている可能性もある。
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