ジギタリス(Digitalis purpurea)はオオバコ科ジギタリス属のニ年草、多年草又は低木。
広義的にはジギタリス属の総称。
学名:Digitalis purpurea
英名:foxglove、Fairy caps
別名:キツネノテブクロ、実芰答利斯、実芰答利私
原産地:欧州西部・南部
草丈は30~180cm程度。真上に向かって伸びた茎の先に斜め下向きの長い釣鐘型の花がわさわさ生える。
1年目はロゼット状に葉がつくのみで、花は2年目以降に咲く。
原産地の気候柄か、ジギタリスは耐寒性が強く耐暑性が弱い。
そのため夏を越せずに枯死することが多く、本来は多年草であるが二年草と扱われることもある。
原産地は欧州西部・南部、明治時代に日本に渡来した。
ジギタリスは新エングラー体系とクロンキスト体系ではゴマノハグサ科に分類されていたが、
APG分類体系で大きく見直されてキンギョソウやクガイソウ達と一緒にオオバコ科に再編された。ゴマノハグサさん家が一家離散
ジギタリスは別名「キツネノテブクロ」。英名の「foxglove」の直訳である。
「実芰答利斯」や「実芰答利私」などの当て字もあるが、中国語では「毛地黄」または「洋地黄」。彡⌒ミ \ (´・ω・`)また毛の話してる
彼女の名前は実装当初からFANZA GAMESの本作のバナーやテキスト中の誤字などで度々「ジキタリス」と表記されているが、
属名は「Digitalis」であり、カタカナ表記は「ジギタリス」が正しい。
彼女をお迎えできた団長諸君とキンレンカはどうか間違えないであげて欲しい。
ジギタリスの葉は切り傷や打ち身の薬や強心剤として用いられることもあるが、現在では劇薬に指定されている。
素人が雑な知識で服用してはいけない。
スズランやキョウチクトウ科同様に身近に生えてるが、実は全草に強力な毒性がある。
頭痛やめまい、胃腸障害、嘔吐、下痢などを引き起こす。最悪死ぬ。
曰く、「乾燥させた葉を10gをお茶にして飲ませれば、人ひとりを恐ろしく苦しませて殺せる」だそうな。
ヒマワリちゃん大好きでおなじみオランダのポスト印象派の画家フィンセント・ファン・ゴッホが描いた
ヒマワリの鮮やかな黄色はジギタリス中毒による黄視症(視界が黄色く見える症状)によるものという説もある。
確かにゴッホの作品を見るとどれも黄色が多い…ような気がする。
彼は晩年「医師ガシェの肖像」の中でジギタリスを描いている。
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