学名:Kalanchoe tomentosa
科属名:ベンケイソウ科リュウキュウベンケイ属
和名:つきとじ (月兎耳)
英名: Panda plant,Pussy ears
解説
学名 カランコエ【Kalanchoe】の由来としては、主に2つ。
- 「落ちて育つもの」という意味でリュウキュウベンケイを指す中国語(伽籃菜/Kalan Chauhuy)に因んだという 説
- 褐色で照り葉になるラシニアータ(K. laciniata)が育つ古代インドの言語での「赤サビ」(kalanka-)と「照り」(chaya)に因んだという 説
学名のtomentosa(トメントーサ)は「細かい綿毛がびっしり生えた」
おそらく、葉や茎が細かいうぶ毛で覆われている姿 から という説が有力視されている。
月兎耳の変異品種としては
- 「月兎耳錦(ツキトジニシキ)」
- 「長毛月兎耳(チョウモウツキトジ)」
- 「黒兎耳(クロトジ)」
などがある。
ちなみに、月兎耳と交配された別品種では
閃光耳、野うさぎ、パーティ・ジャイアント・アンゴラ・テディベアラビット
また、もふもふな兎とは違う印象ですがウサギの耳から○ニーガールを連想された所為か
ゴールデンガール(ゴールデンラビット)、ショーガール、ラッキーガール
と言う別品種も生まれている模様。
植物としては、多肉植物・・・つまり、サボテンさんの仲間・・・
どちらかというとサンカクサボテンさんに近い・・・のかもしれない。
園芸品種としての育成は
【一年を通して日によく当てる】【ただし、暑さが少しだけ苦手】
【真夏は明るい日陰に置いて強い日差しと高温を避け】て、【秋頃から水を減らしていき】
【冬は休眠】する。【乾燥には非常に強く】、むしろ水の与え過ぎに注意
真夏には暑さで育成が鈍るので肥料を与えない。
タイミングとしては 春~初夏、秋の生育期 の時に液体肥料をたまに与える程度。
葉ざし、茎ざし で株を増やしていく。(以下略
どうも【冬は休眠する】という性質から ヒノキちゃんの眠り属性が追加された模様。
花言葉:大らかな愛、大らかな心
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