バーベナ のバックアップ(No.13)

新花騎士の例に漏れず実装日と同日に昇華が実装された。
ステータスは全体的に大幅に強化され、特筆する部分はないものの☆6の中でも平均より高いまでに成長した。
問題はアビリティ構成にあり、内容は以下の通り。

1. パーティメンバーが、毎ターン40％の確率で最大HPの5％回復する
2. 討伐中のソーラードライブ発動回数に応じ、自身の攻撃力が15％ずつ、最大45％まで上昇
3. パーティメンバーのスキル発動率がそれぞれの好感度に応じて最大1.2倍上昇
4. 自身のスキルダメージが20％上昇
5. パーティメンバーのスキルダメージが10％上昇
6. シャインクリスタルのドロップ率が25％上昇

6つもアビリティを所持しており強いように思えるが、このアビリティ群は非常に噛み合わせが悪いものであり表現をマイルドにしても器用貧乏と言わざるを得ない。

1. スキル発動率を上げるアビリティとパーティーメンバーを回復するアビリティを併有しているので味方の吸収スキルを発動させ、ダメ押しで回復させるという芸当もできる。
   しかしエンドコンテンツのような環境では1ターンで即死する事も珍しくなく、また40%という数値で5%しか回復しないのは環境に合っていない。
   さらに吸収は基本的に敵に与えたダメージによって回復量が変化する為、回復アビリティよりもクリティカルや3属性付与や高倍率の攻撃バフを持たせたほうがマシである。
   強いて利点を挙げるなら回避関係のアビリティを持った味方と組ませる事で自身が倒された後も味方が回復し続けられるので相性は良いかもしれない。……命中バフさえなければ。
2. ソーラードライブ発動回数に応じ、自身の攻撃力が上がるアビリティを持った虹は現状イチョウとバーベナしかいない。その他に所持している虹花騎士は全員全体バフである。
   またイチョウは1度に20%ずつ増加するが、バーベナは1度に15%しか上昇しない。
3. ソーラードライブ発動回数アビリティとシャインクリスタルアビリティを持っており一見シナジーが組まれているように思えるが、稼げる量が微々たる物でありシナジーとして成立していない。もしシャインクリスタルを稼がせたいのであれば焼け石に水な回復アビリティよりスキルに吸収効果を付けて生存力を高めるべきである。
4. スキルダメージを上昇させるアビリティは実際に敵に与えたダメージ量に応じて与ダメージ上昇量が変化する。バーベナのように味方への攻撃バフが無い場合その分素の火力が落ちてしまう為、スキルダメージによる乗算効果を受けにくい。
   自身は単体でも最大45%の攻撃バフを得られるが他の花騎士はスキルダメージ+10%しか得られない為、結果として与ダメージ量が落ちてしまう場合が多い。
5. 全てのアビリティが同種アビリティと比べ劣化したアビリティである。

もし昇華させるなら以上の点を踏まえ編成を練るべきだろう。

バーベナ（Verbena）は、クマツヅラ科バーベナ属の学名。
南北アメリカ大陸の温帯～熱帯を中心に約250種が含まれるが、日本で単に「バーベナ」と呼ぶ場合は
南アメリカ原産の数種の交雑によって生み出された園芸品種群を指すことが多い。
和名はビジョザクラ（美女桜）。

5裂する花弁を持つ花が固まって咲き、5月から11月までの長い期間花が楽しめるうえ、色も非常に豊富。
元々暖かい地域の植物なので日本の夏の高温や乾燥も平気であり、日当たりの良い場所を選べば初心者にも栽培しやすい。

一方、耐寒性はあまりなく、本来は多年草だが日本の環境では一年草として扱われる品種も多い。
栽培に興味が出たら、春先に「宿根バーベナ」「バーベナ・テネラ」等の名称で花屋に苗が並ぶ、
丈夫な多年草タイプをまずは選んでチャレンジしてみるのが良い。