クコ

ハス以来となる2人目のロータスレイク★6魔属性花騎士。
スキルは全体2.8倍＋レベル1発動率27%という、標準的な★6の全体攻撃。
ステータスは極端な防御型で、HPは★6でも標準的、防御力はかなりの高水準だが、攻撃力が7300台という開花★6でも指折りの低水準。アンプルゥによる補強も検討したい。
移動力は550と平均的。

第1アビリティは味方全体のダメージを1回無効化。開花アプリコットに続く2人目のバリア持ちである。
ダメージを確実に1回無効化出来るため、高難易度のクエストで非常に有用。ただし説明にもあるように重複は出来ないため、バリア持ちを2人同時に入れても無効化は1回になる点に注意。
進化後アビリティは★6標準の全体15%攻撃バフ。
また、登場と同時に能力開花も実装されており、開花すると攻撃バフが20%に伸びる上、クリティカル攻撃の発生率アップおよびダメージアップのアビリティが追加され、クリティカル特化キャラの側面も身につけることになる。

同アビ持ちのアプリコットと比較すると、移動力と攻撃力に優れスキル1.2倍も持つ汎用型のアプリコットと、クリティカルの爆発力に賭ける特化型のクコという形で住み分けが出来ていると言える。
逆に言えば、誰と組ませてもほぼ腐らないアプリコットと違い、クコの場合はパーティメンバーとの相性問題が大きくなりがちな点に注意が必要。組ませるメンバーは吟味する必要がある。
やはり特長を活かすには、同じクリティカル特化型のビワなどと組ませるのがいいだろう。

余談だが、バリア持ち初代と2代目には漢方系の医者キャラという妙な共通点があったりする。
もしかしてこのバリアアビには漢方と関係が…おっと、誰か来たようだ

味はともかく、長靴いっぱい食べたいよ

クコ(枸杞、Lycium chinense)はナス科クコ属の落葉低木。

学名:Lycium chinense
原産地：中国

学名のLyciumは「クコ属」、chinenseは「中国の」という意味。
Lycium（リシウム）は、中央アジアのLycia という土地に生える「lycion」というトゲの多い木の名前に由来する。

クコは中国、朝鮮半島及び日本を原産とする薬用樹。
茎は基部から多数分枝し、高さは1m～2mになる。
７～９月にかけて紫色の花が咲き、そのあとで赤い柔らかい実をつける。
日本では北海道～沖縄の原野、川畔、路傍などの比較的明るい場所に群生する。
日当たりと水はけのよい場所を好むが、本当に★6なのか疑わしい位どこにでも自生する。
耐乾性も耐暑性があり、肥料はなくても虫の食害があっても枯れず、挿し木・実生・株分けなどで殖やせるため、簡単に栽培できる。

クコの実は、スーパーや通販で「ゴジベリー」という名前で販売されている（よく杏仁豆腐にのってるアレ）。
ゴジベリーは100種類以上のビタミン、ミネラルやポリフェノール、カロテノイド類、アミノ酸18種など、多くの栄養素を含む。
中国の古典薬物書「神農本草経」には「クコを久しく服すると筋骨をしっかりとさせ、身を軽くして老いない」と記載されており、滋養があって老化防止に効く不老長寿の妙薬とされていたようだ。
幼い容姿はそのためだろうか？
日本でも平安時代には入ってきていたようで、漢方や民間薬で繁用されてきた。
文徳天皇がクコの実専用の庭を持っていたり、徳川家康が愛用していたりする健康オタク御用達のフルーツ。
ただし、ゴジベリーには血圧を下げる作用があるため、低血圧の人は食べ過ぎに注意。ごく稀にだがアレルギーにも注意が必要。

また、木の皮や根は解熱や強壮薬の効果がある「地骨皮（じこっぴ）」、葉は「枸杞葉（くこよう）」と呼ばれ、それぞれ漢方薬として重宝される。